黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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もういちどつくりたい 〜TVドキュメンタリスト・木村栄文の世界〜鑑賞
最近、木村栄文をかじっている。

レトロスペクティブに行き、テレビ番組11作品を鑑賞し、

著書2冊を読了し、インタビュー記事数本を読んでみた。

そして、木村氏と仕事を共にした関係者周辺の方のお話を聞く機会に恵まれた。

しかしながら、まだまだ木村さんの表面にも触れられているように思えない。

彼が描いた家族、日本社会、そして世界、

やっとこさ、その雰囲気を匂っているくらいなのではないだろうか。

昨夜、菊竹六皷の生涯を描いた著書「記者ありき」を読み終わった。

そして、今晩、NHK ETV特集「もういちどつくりたい」というタイトルの、

木村栄文氏の最期の映像作品を作る過程を描いたドキュメンタリーを見た。

彼は、自らが主人公であるドキュメンタリー番組ですら、

その写り方を強烈に意識し、プロデュースしようと終始した。

パーキンソン病という重病に冒されながらも、

作品を常に作り続けるべく構想を練り続け、制作活動を止めなかった。

私はたまたまドキュメンタリー映画という世界に、少しだけ興味を

持ち始めたときに、木村栄文氏の作品に出会った。

初めて作品を鑑賞して、生まれ育った方言が縦横無尽に使われる

涙あり、笑いありのストーリーに惹かれて、

一作品ずつ自然に重ねてみてしまっていた。中毒化した。

しかしながら、決して何作品重ねて見ても飽きることを覚えない。

著書を読んでも、味わい深く、その取材力には感服せざるをえない。

表現者としてのモチベーションがどこにあったのか、私は知らない。

しかしながら、間違いなく言えることは、彼の作品に触れればふれるほど、

なぜか、肩の力が抜ける瞬間に気がつく。

決して、分かりやすいストーリーで、

視聴者を励ましている番組ではないにもかかわらず。

渡辺孝氏は、「もういちどつくりたい」で、木村栄文の作品、

彼の家族、そして彼自信の内部に迫っていった。

彼は、病に苦しみながらも、鋭い目線や、笑顔、ユーモアをきらしていない。

私にできることなんて、栄文さんの風下にもおけることがないくらい、

昭和の男をただただ尊敬するだけである。

しかし、遠すぎる存在だからこそ、惹かれてしまう。

何か、近い存在であるように、彼が自らをさらしているからかもしれない。

私たち、三十代や二十代の人間に、木村氏が伝えるものは大きいと思う。

そして、何かを感じ取って、社会にそれぞれの足跡を残す意義も大きいはず。

私は栄文さんから何をえたのか、これから長い旅が始まる。

JUGEMテーマ:ノンフィクション

木村栄文 | 00:57 | comments(0) | - | - | - |
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