黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
 
ARCHIVES
RECENT COMMENT
  • 「変わらないもの、変わるもの。」成人式を迎えた皆さん方へ。
    城後 (01/03)
  • 「変わらないもの、変わるもの。」成人式を迎えた皆さん方へ。
    深沢清 (01/03)
  • 今日見た夢の話 〜誇るべき先輩〜
    深沢清 (05/29)
  • 飲み屋のお姐さんに嫌われない方法〜嫌われる7つの振る舞いを避けよう〜
    光 (09/15)
  • 若者よ、失敗を恐るな。
    光 (07/06)
  • 新しいことをやる人々は、周りにエネルギーを与えてくれる。
    光 (06/25)
  • 新しいことをやる人々は、周りにエネルギーを与えてくれる。
    深沢清 (06/25)
  • ホンダジェット 開発リーダーが語る30年の全奇跡 前間孝則著 読了。
    光 (06/03)
  • ホンダジェット 開発リーダーが語る30年の全奇跡 前間孝則著 読了。
    深沢清 (06/03)
  • 農協は地域でなにができるか -大分大山町農協の実践- 矢幡治美 著 読了
    光 (05/05)
にほんブログ村参加してます。
MOBILE
qrcode
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
人間的魅力の研究 伊藤肇著 日経ビジネス人文庫 読了
前日読了の「現代の帝王学」の内容と重なる部分は多いですが、
より濃縮され、なおかつ伊藤さんの関心をもつエッセンスがより含まれ、
参考書などの表記も多いように感じました。

これから、人生を灯すロウソクとなるような書籍を探したいと考えている、
若いビジネスパーソンにはとっておきの本と言えるのかもしれません。

私は、中国の歴史書にはほとんど知識を持ち得ませんが、
満州国立建国大学に学んだ伊藤さんの文章は、
たくさんの中国の故事が登場し、そのわかりやすい解説からも、
思わず原典にあたってみたくなる魅力を得られます。

加えて、書に触れることの大切さも随所に触れられています。
そんな一つの例として、以下本文から引用します。
---------
もともと、一冊の本には毒がある。
それから悲しみがある。もし、そういった毒も悲しみも見落としてしまうような
読み方なら、はじめから読まぬほうがましだろう、
高橋和己自身、それを次のように説明している。
「強い反発を覚えながら、反発させるものが同時に魅力となって、
いつしか生涯の伴侶になるという関係が、生身の人間関係だけでなく、
人と書物との間にもあり得る。
いや、むしろ、反発させ、苛立たせ、叱責し、睨みすえるような
迫力を持たない書物は、一時、それに溺れることはあっても、
年輪のふくらみとともに意外に無縁なものとなってしまっていることが少なくない。
書物との関係も一方的なものではなく、やはり相互的なものではあるまいか。
そして、この強い愛情共存のうちに、
いつしか、『論語』が『私の古典』となっていった。」
---------

実に味わい深い文章です。
私も、やっと最近読書の楽しみを覚えつつありますが、
まだまだ数から質の転換に達し得ていない状態です。
しかしながら、同じ本でも読むタイミングによって、
趣がことなってくるのは、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を三度読了し、
感じ得たところでもあります。

伊藤さんの文章は厳しい中にも温かさがある。だからこそ、
長い時間をかけても、多くの社会人の人々に愛されているように感じます。
JUGEMテーマ:ノンフィクション
評価:
伊藤 肇
日本経済新聞社
---
(2000-11-07)
コメント:社会人で何かしらの壁にぶつかった方には、とっておきのバイブルになると思います。

伊藤肇 | 11:05 | comments(0) | - | - | - |
コメント
コメントする









 

(C) 2019 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.