黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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あなたへ 高倉健主演2012年公開映画 鑑賞
 8月公開の映画でしたが見逃していたので今の鑑賞になりました。
高倉健主演であることが公開前から観たかったのですが、出演されている
大滝秀治さんが亡くなられたこともあり、映画館に出かけることにしました。

ストーリーをかいつまむと、嘱託刑務官を勤める「倉橋」が15年を連れ添った
奥さんの遺言に従って、富山から奥さんの故郷長崎県平戸までを旅する中で、
様々な人との出会いを通じて、田中夕子扮する
奥さん(洋子)が伝えたかったことを見いだしていく物語です。

もう公開はほとんど終わり、DVD化を待っている状態なので、
中身に若干触れますが、旅の始めに出会うのは、
ビートたけし扮する「杉野」という名の元学校教師です。
彼も奥さんを亡くしたことをきっかけに旅をしていると倉橋に語ります。
(最終的にはそれが本当か噓だったのかわからない結末となりますが)

次に出会うのは、草彅剛扮するイカめしの実演販売人「田宮」と、
彼の部下である「南原」を佐藤浩市が演じています。
南原によって繋がることになるのが、平戸で出会った「大浦」を大滝秀治が、
同じく平戸の食堂を営むのが「濱崎」母子で、余貴美子と綾瀬はるかが担っています。

その他、結構な役者が所々映り込むのがさすがの東宝映画だと思わせます。
そんな役者についてはこの程度にしておきます。

刑務所を舞台にした映画といえば、高倉健とビートたけしが出てくれば、
様々なシーンが浮かんできますが、生と死がどこかに存在しているのが、
その共通項なような気がしたりします。(私はそれほど多くを鑑賞していませんが)

この映画も、倉橋が刑務所に慰問に来ていた洋子の本当の目的を知り、
彼女の最後の連れ合いとなるのですが、登場人物それぞれに生きる意味とは何なのか、
そんなことをいろいろな出来事を通して考えさせられるストーリーです。

夫婦とは一番小さな社会だと定義付けするのは簡単ですが、
だからこそ、様々な想いがぶつかりあい、受け止め合い、いろんなドラマを生みます。
そこにまた色々な人が介在し合い、少しずつ社会を大きくしていきます。

一人では、二人ではどうしようもない問題も、多くの人との出会いを通して、
気付き、気付かされ、海の波が押し寄せたり引いたりするように姿を変えていきます。

目の前にある大きな出来事にぶつかる度に、本当に大切なことは、
どこにあるのかわからなくなってしまうことは人生多々あります。
もちろん、身の回りにいる人が、力になってくれることは多々ありますが、
一方で、そんな時に力になってくれるのは、
これまで何の接点も無かった人々だったりもします。

それは、その人の周囲に惑わされることなく、本当に彼が求めることが何なのかを
虚心坦懐に知りたいと自然に思う人間の本性なのかもしれません。


この映画は一枚の手紙によっていろいろなドラマが繋がっていきます。
けれども、そこで大切なことは手紙を伝えている人が大切だということです。
メッセージをもらったことが大切なのではなく、伝えられる過程が重要だということを、
たくさんの言葉とともに与えてくれた素敵な映画でした。

劇中で随所に登場する放浪の歌詠み「種田山頭火」。
最後にこんな一句が紹介されました。

「このみちや いくたりゆきし われはけふゆく」

私は山頭火の歌を読んだことも、彼の功績をたどったこともありません。
しかしながら、山口で大学時代を送ったので随所で彼の歌碑をみました。
改めて、この歌を知って、
彼とは生涯を共にしていくのかもしれないとふと思ったのでした。
JUGEMテーマ:今日観た映画
評価:
---
東宝
¥ 3,652
(2013-03-22)
コメント:年配の方が多く映画館で鑑賞されていました。若い方が観るには、事前に種田山頭火を読んでみるととっても深い感動に浸れると思いました。

映画 | 11:11 | comments(0) | - | - | - |
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