黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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孤独の涯てに〜写真家・福島菊次郎の"遺言"〜
福島さんが残したバトンを受け取ります。
自分に何ができるのか、全く自信はありませんが。
それが日本人として、独立国家を維持していくための使命であるならば。
私は、来週柳井市に福島さんを訪ねます。
その後、広島市に行き彼の原点を訪れたいと思っています。

MBS毎日放送2010年6月20日(日)放送
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一人の老写真家がいる。福島菊次郎、89歳。
二等兵として敗戦を迎えた彼は、42歳のとき、家庭を捨てて上京し報道写真家になった。その後、反動化する世相に絶望して瀬戸内海の無人島で暮らしたこともあったが、いまは故郷、山口県内の安アパートの一室で、日本の戦後を問う「遺作」を執筆している。彼は言う___「戦後の日本は何一つ問題を解決していない」と。
ひとりで時代に抗ってきた写真家は何を伝えようとしているのか。
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編集後記
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「映像」シリーズで福島菊次郎さんのことを取り上げるのは、2回目だ。
1997年1月に「孤り高く〜反骨の写真家・福島菊次郎」というタイトルで先輩ディレクターが取材して以来、実に12年ぶりのことだ。
取材のきっかけは2009年6月、福島さん本人からの取材依頼による。「戦後日本が人権を蔑ろにしてきた実態を、写真を武器に告発してきたが、憲法を変えることができるような法律が着々と準備されつつある今、もう一回しゃべっておきたいことがある」というものだった。
すぐさま、山口県柳井市にある六畳一間のアパートに福島さんを訪ねた。その後、断続的に取材を続け、放送までにはおよそ1年の歳月がかかった。
12年前と比べ、福島さんの「老い」は誰の目にも明らかだ。とくに視力の衰えはいかんともしがたく、写真家としては「引退」同然だ。そのかわり、自分がこれまでの取材・撮影の現場で見聞きし、感じたことを文字として刻み一代記の出版を目指していた。福島さんいわく「これが自分の遺書です」。
取材は「遺書」を作成する福島さんの日々を追いつつ、その節目、節目で語られる福島さんの言葉を丁寧に記録していくことに主眼を置いた。それが、福島さんのまぎれもない「遺言」であることを明確に意識しながら・・・。
取材中、一度だけ「写真家・福島菊次郎」の片鱗がうかがえるような出来事があった。過去に何度も通った米軍・岩国基地の一般開放にもう一度出かけたいと言う。それもカメラ持参で行くという。カメラを持つと福島さんは人が変わったように動きがすばやくなる。被写体を狙う眼光も鋭い。この動きが、この目の光が、戦後日本のさまざまな歪みを「可視化」させてきたのだと、改めて思った。
番組終了後、福島さんとはあまり連絡を取っていない。息災にされているだろうか。多分いまも「自分はあと1年の命」と言いながら、もうだいぶん長くなった「遺書」の続きを書いていることだろう。
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JUGEMテーマ:第2次世界大戦
福島菊次郎 | 22:25 | comments(0) | - | - | - |
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