黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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出来ては消える新規航空会社失敗の要因と回避方法

先般日本初の地域拠点を結ぶLCCを目指した

「リンク」が自己破産申請すると報道されました。
http://www.traicy.com/archives/8170818.html

これまでにも、日本で計画された数多くの航空会社が
路線便開設前に会社をたたんででいます。

ヘリコプターを利用した都市圏輸送、
プロペラ機を利用した島嶼間輸送、
大手しか路線がない地域から羽田への路線、
旅行会社出資のチャーター専業、
輸送大手出資の貨物輸送専業など、
規模の大小、目的の大小を問わず、いろいろなチャレンジがなされてきました。

しかしながら、結局のところ、日本の空を定期的に結んでいる航空会社は、
50社に満たないのが現実です。

別に数が多ければ良いとは言えませんが、
路線の柔軟性や、価格、ダイヤなど、やはり旅客、貨物輸送ともに、
硬直化しているのが日本の民間航空の現状です。

根本的に、日本の空が新規参入に厳しいのは国土交通省の姿勢だと感じられます。
というのは、新規参入を表明してから就航までに掛かる時間があまりにも長いのです。

全日空や日本航空グループの新会社が設立されると数カ月で運航を開始しますが、
新規参入会社の多くは会社設立後、
二年以上は飛行機を飛ばすことができていないのが実情です。

ただでさえ、航空機という巨大な投資を行う必要がある航空会社ですので、
お金を生まない時間が長いというのはいきなり致命的と言えます。

次の課題は、限定された収益路線にあります。
日本の空は羽田空港を中心に路線が張り巡らされており、
利用者動向はもちろん、整備に必要な各種機材も東京を中心に求められます。
つまり、地方拠点のほうが会社自体の立地コストは安いのですが、
それ以外の出費はけっこう負荷が高くなります。
また、空港自体の設備はもとより、
アクセスが地方空港は極端に軟弱なために、
大量に旅客を集約することがむずかしいのです。

最後に多くの人が見落としがちですが、物言わぬ株主の存在です。
これは逆に成功例を見てみます。
スカイマークの西久保社長は同社に百億単位で出資した筆頭株主です。
天草エアラインは熊本県と天草郡2市1町の出資で約8割に達しています。
フジドリームエアラインズは中堅大手物流会社の鈴与全額出資子会社です。
調布飛行場から伊豆諸島にプロペラ機を飛ばす新中央航空も
東証一部上場の川田テクノロジーズの全額出資子会社です。

そして何と全日空は株主の6割が大株主以外の個人株主なので、
突然に資本構成が変わることは困難です。

つまり、大きな投資が長い間必要になる航空会社は
安定的な経営が求められるので短期的な収益だけを意識する株主は向かない業態なのです。

このような要因を乗り越えて、新規参入を果たすにはどうするべきか、
私はここにホンダジェットの登場を期待しています。

つまり、空飛ぶ個人タクシーです。
上記の制約に左右されにくい業態は、ニッチなユーザーを取り込み、
安定的な運航を継続させることに他なりません。

もちろん、この業態でも、多くの新規参入会社が素早く撤退していきました。
何故ならば、飛行機が生み出す収益を当てにするからです。
早く移動できる、このメリットを計り知れない意義を持つ
企業経営者などが活用できれば必ずそこに、
航空機使用事業を続けられるコツがあるはずです。

しかも、それを時間を掛けて、庶民が使いやすいようにサービスを拡げていく。

もちろんやるのは大変ですが、日本で出来るならば世界中で展開できるはずです。

つまり、新規参入航空会社がなくならない道は、
小さく作ってとにかく長続きするスタイルを確立できるかどうかにかかっているのです。

次のチャレンジャーが楽しみです!
航空 | 01:27 | comments(2) | - | - | - |
コメント
from:   2013/12/13 9:44 AM
深沢さん、他はともかく動く交通機関は私の生命衝動なのです。
こいつを考えながら生まれて、こいつを考えながら死んでいきます。

大いなる暇つぶしでありますバイ。ソーメン。
from: 深沢清   2013/12/13 9:24 AM
光ちゃんは色々とよく考えるね。
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