黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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八女市に足りないもの(八女市シリーズvol.1)
黒木町日記を謳っているくせに、八女市についてあまり触れてこなったので、
これからしばらく、私の八女市に対する私見を述べてみたい。

まずは、現状で八女市に足りないものを10個挙げてみる。
-----------------------------------
1.情報発信能力

八女市ってどこ?東京に住んでいると、ほとんど存在感はない。
八女茶すら知らない人は多い。
観光でも、移住でも、人を呼び込みたいと考えている市政方針実現のためには、
八女市のことを知らせる努力が必要不可欠である。
これは、役所にも言えるが、個々の市民にも言える。
適度に食えてきたからこそ、危機意識が乏しい。

2.働く場所

幾つかの企業が立地するものの、殆どの働き場は、
市役所、病院、介護施設、JAなどの営利追求に欠ける組織である。
この分野は、同じ人を長い時間を雇用させる形態が多いため、
新規雇用は基本的に欠員補充に限られる。
また、採用枠があったとしても、キャリア保持者や新卒枠が大半で、
転職者には厳しい受け入れ環境である。

闇雲に人材が流動化することが良しとは言えないが、
新しい人が入らないと、組織自体の活性化が進まない。

3.稼ぐ力

八女市自体に稼ごうとする意思が感じられない。
企業立地や定住促進などの政策に継続性がなく、他と比べての優位性も乏しい。
合併特例債によって進められた投資も箱物が多く、
しかも果たして有効かと首を傾げるものも多い。

稼ぐ意識を明確に持っているのは、八女市資本では居酒屋くらいではなかろうか。。。

4.人を呼び込む力

1の情報発信能力にも繋がるが、
他からお客様を連れてこようという意識に乏しい。

八女の中心福島は、近隣からの商いによって町並みを形成したことを
完全に忘れてしまっている。
国道442号バイパス整備が進んだが、
高速道路や国道3号線から車を誘引させる術は決して満足できるものではない。
また、定住促進を呼び掛けているにも関わらず、
部外者が八女市を知る機会を増やしているとは言い難い。

いろいろな意味で、八女市のセールスマンが必要なのである。

5.人々が交流する場所

先日知人と福島辺りで居酒屋を探していた。
確かにお店は増えているが、基本的に家族や友達での群れに終始する客層である。

イベントは幾つかあるのだが、前年継承のものが多く、年々盛り下がる印象がある。
大規模施設を作るのではなく、地域住民が、観光客が、
相互に交流を図れるような場所がこのような時期にこそ、必要である。
昔ながらの町屋を綺麗にしただけではなく、そこを人々が集えるよう、
特にソフトの整備が必要であろう。

6.人々が学べる拠点

八女市には大学がない。
図書館はあるけれども、何かを教えてくれる先生と接する機会は、
社会人にはほぼ皆無と言ってよい。

情報化進展により、市民が新しい考え方を学ぶ必要は高まっているにも関わらず、
それに対応できそうな施策はない。
また、市民同士で学びあいを行うという雰囲気もほとんど聞かれない。

規模は小さくても、ここに行けば常に何かを教えてくれる先生がいる。
そのような拠点が必要なのかもしれない。
何故ならば、何かを主体的に学ぼうとする市民は決して多くないからである。
最初は引き上げてくれるような仕組み作りが基盤になるだろう。

7.政治を考える機会

市政、国政、ともに保守的な支持基盤の強い政治家が当選を重ねる場所である。
初当選時、最年少市長であった野田氏が国政に挑んだ選挙は
いずれも選挙区勝利とは言い難い。
マニュフェストによって市長を選ぶという取り組みが試されたが、
その後継続して市政チェックしている市民は皆無である。

まずは、部落や自治会規模からでよいのだが、
政治について考えて行動する機会を増やすべきである。
市会議員も選挙直前にならないと名前すら聞かれない、
そんな議員や候補者を許していて、優れた市政は実現できないだろう。

市職員家族が割合的に多いから批判をしにくいと逃げる声も聞かれる。
出来ない理由を探すのではなく、自分達で八女市に対して何が出来るだろうかと、
やれることを考え行動する動きこそ、八女市の将来を作るはずだ。

8.子供が一同に会する機会

八女市では全国傾向と同じく、
子供の数が減っており、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校の
規模は年々減少傾向にある。
そのような中でも、子供たちが一同に会する機会を私は知らない。
存在するかもしれないが知名度はない。

子供が少なくなるのであれば、他者との触れ合いの機会も減り、
多様な考え方を知るきっかけも極端に減っていく。

子供たちは、自らのことを知らない人々に、
自己をアピールすることによって、自らの考えを認識し、研鑽していく。
そんな機会を作ってあげることは、地域の大人の責務ではなかろうか。
子供たちが元気に笑顔を見せる場所が増えれば、大人も必ず笑顔になる。

9.祭り

上の子供たちが集える場所でもあるのだが、
祭りは地域社会に彩りを与えるとても大切な仕組みである。
多くの人々で準備を重ね、パフォーマンスをし、
さらに多くの人々をイベントによって巻き込んでいく。

この祭りを繰り返していくことで、
人々の関わり合いが増え、自らの魅力、自らの地域の魅力に気付くきっかけとなる。

地域外の人々が、その土地を知るためにも、
非日常である祭りという機会は、ハードルを下げ、興味関心を高めてくれる。
また、継続した祭りがあると、年齢を超えた繋がりが維持できる、それも大きな力である。

10.歴史を知る機会

八女市史上最大の歴史的人物は、岩戸山古墳の建造者である筑紫の君磐井である。
小学校などで簡単な学習は存在するが、
磐井について深くしっている市民はそんなに多くない。
また坂本繁二郎などの画家や、五木寛之などの作家など、
所縁のある人物についての学習契機も乏しい。

これはつまり、郷土の歴史に興味がないということの表れと言えないだろうか?

歴史を知ること、それは自らがどうやって、
今そこに立っていることを追求することである。
歴史を知ろうとする人が増えれば増えるほど、土地の対する愛着が増える、
また地域の魅力を誰かに語りたいと思えてくる。

一番最後に挙げたが、もっとも大切なことだと私は思っている。

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以上、まだまだ各論には具体的に踏み込めていないが、
今のところ、私の思いつく、八女市感である。
これから、しばらく八女市について考えてみたい。

JUGEMテーマ:福岡県 
八女 | 08:55 | comments(3) | - | - | - |
コメント
from: 深沢清   2014/08/21 10:36 AM
ようやくこれに気づきました。12年の歳月が流れました。ナム・・・これならやれるよ。
from:   2014/08/21 10:24 AM
深澤さん
参りました。そうです。農業はよかです。
何故ならば、オープンなのです。お天道様とともにしかできない。

IT産業のようにクローズでパソコンと向き合うだけでは絶対にできない。
それが最大の近代産業との違いであり魅力です。
from: 深沢清   2014/08/21 10:09 AM
 日本国の市町村に、どこにでもあてはまる状態ですね。どこの市町村民も、無気力無関心であります。それに火をつけて活動させるには、その本体の欲望に火をつける事です。それが小規模農業の再活性化です。大規模農業は、産業の視点だから町村民がみな元気にならない。村人の元気の素は小規模農業をやれるような、仕組みを提案する事であります。そして自分もヤルことです。農業の2本立てが、人間及び村人を元気にする最大の要因です。どうだ!
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