黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
 
ARCHIVES
RECENT COMMENT
  • 「変わらないもの、変わるもの。」成人式を迎えた皆さん方へ。
    城後 (01/03)
  • 「変わらないもの、変わるもの。」成人式を迎えた皆さん方へ。
    深沢清 (01/03)
  • 今日見た夢の話 〜誇るべき先輩〜
    深沢清 (05/29)
  • 飲み屋のお姐さんに嫌われない方法〜嫌われる7つの振る舞いを避けよう〜
    光 (09/15)
  • 若者よ、失敗を恐るな。
    光 (07/06)
  • 新しいことをやる人々は、周りにエネルギーを与えてくれる。
    光 (06/25)
  • 新しいことをやる人々は、周りにエネルギーを与えてくれる。
    深沢清 (06/25)
  • ホンダジェット 開発リーダーが語る30年の全奇跡 前間孝則著 読了。
    光 (06/03)
  • ホンダジェット 開発リーダーが語る30年の全奇跡 前間孝則著 読了。
    深沢清 (06/03)
  • 農協は地域でなにができるか -大分大山町農協の実践- 矢幡治美 著 読了
    光 (05/05)
にほんブログ村参加してます。
MOBILE
qrcode
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
日本の農業・林業・水産業・をどうしていこうか?
農林水産省のホームページに昨年決められた今後の方針が掲げてある。
まあ、世の中の人々で、この文章に触れたことのある人は1%にも満たないでしょう。
ふと見る機会があったので私なりに考えてみたい。

「農林水産業・地域の活力創造プラン」

★農業・農村全体の所得を今後10年間で倍増★

1.国内外の需要フロンティアの拡大
→国内外で農産物需要を増やす努力をしましょう

2.需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築
→農林水産物の付加価値を高める努力をしましょう

3.農地中間管理機構を通じた農地の集約化などの生産コストの削減の取組や、
経営所得安定対策と米の生産調整の見直しなどの生産現場の強化
→農林水産物を作る人々の自主性を高めましょう

4構造改革を後押ししつつ美しく伝統ある農山漁村を
将来世代に継承するための多面的機能の維持・発揮を図る取組
→美しい日本の原風景を維持する活動をやりましょう

→は、私の完全な意訳ですので、趣旨とは違っているかもしれません。

たった四つのこの項目ですが、
すべての農家、農業生産法人に同じ施策を当てはめることはできません。
大きく分けて二つに分類できます。

A.日本を超えて農産物を売り込んでいける産業活動主体とするグループ

B.日本の環境を維持するために規模を追わずに地域活動を維持するグループ

ちょうど先般このブログで取り上げたとおり、
グローバル企業と、ローカル企業に分けられるのと同等で、
農業政策についても、全く二つに分けて考えられる必要があります。
しかしながら、これまでの農業政策は基本的に、
大規模農家に集約して、競争力を高め、それに合致しない農家には、
減反政策などによって生産活動を休止させるように誘導されてきました。

もはやTPPなどの展開動向によらず、日本の農業従事者は210万人強と、
若年層のフリーター、ニートの数を足した数を下回ります。
社会的に希少となってしまった人々を基本とする対象に、
農水省予算は平成27年度概算要求額で公共事業費8083億円を投じています。
(もちろん、210万人だけがその恩恵を受ける訳ではありませんが)

A・B二つのグループを如何に動かして、日本の特色を発揮していくか、
これが日本の農業に求められている大きな方向性であります。
農業従事者は毎年10万人規模で減り続けているので、
このペースでは、何もしなくても20年後に絶滅します。
ご飯を食べる人々が日本では絶滅するはずがないのを踏まえると、
果たしてこの状況を放置するのがよいのでしょうか。

工業はグローバル化が進展して、最適生産国から輸入するのは簡単ですが、
食糧は世界的に安心できる食べ物を求めて取り合いになった場合には、
簡単に他国から供給を受けることが難しくなる可能性があります。
そもそも、毎日食べる野菜は、コンテナ船で輸送するのに不向きです。
近くで生産される食べ物を食べたほうがコスト的にも安く済みます。

誰も関心を持たなくなっている雰囲気の農業政策ですが、
日本人全員が毎日関心を持っているはずの、今日のご飯のメニュー・レシピ・材料、
たまにはどこからそれがやってくるのかに思いを馳せる必要がありそうです。
AllAbout | 10:46 | comments(2) | - | - | - |
コメント
from: 深沢清   2014/09/08 7:43 AM
それを解くカギは、小規模農業の復活で日本人の命を守る概念です。
from: 深沢清   2014/09/07 1:18 PM
良い文のご紹介です。OKです。
コメントする









 

(C) 2019 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.