黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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地盤沈下したままかなりの時間が経った日本国の現状
朝早く目が覚めたのでふと日本の上空を飛んでいる飛行機を眺めてみた。
以下の写真は、今朝5:45頃に日本周辺を飛んでいる民間航空機の姿である。
早朝の日本の空
上記は、Flighttrader24というサイトが提供しているアプリで、
航空機の発進する電波でリアルタイムにどこを飛んでいるかが分かる。
(一部の航空機は信号の関係で表示されていない。)
最初は、東京上空を眺めていたら、羽田空港、成田空港に向かっている
まばらな航空機の状態に目がいった。しかしいざ引いてみてみると、
アメリカ西海岸などからやってくる飛行機は日本を通り過ぎていることに気がついた。
韓国や台湾、中国本土に向かっている航空機が圧倒的だったのだ。

時差があるので、上海、香港などは朝4:45現在の飛行機の動きである。
もちろん、多くの旅客機、貨物機入り乱れているのだが、
ダイナミックに世界を牽引している極東アジアの姿を垣間みた気がする。
きっと世界中で販売されたばかりのiPhone6もこれらの航空機に乗っているのだろう。

このようなダイナミックな極東地域からわずか2000Km程度しか離れていない日本は、
果たしてどの程度世界の中に存在感を示せているのだろうか。
航空機の飛ぶ数がそれを顕著に示しているような気がしてならない。

私は、別に経済発展をどんどんやれと志向する人間ではない。
しかしながら、平均寿命まで数十年が遺されている日本人として、
日本のパスポートが世界中どこでも存在価値を持ってほしいとは願っている。

考えてみると、私が仕事で販売しているバイクのパーツについても、
大半はMade in China であり、そのパーツが取り付くバイクの大半はアジア製である。
(現にHONDA、YAMAHA、KAWASAKI、SUZUKIの新車はほぼ海外生産である)

単純に商売人として、人が減っていて高齢者ばかりになる場所で商いするよりも、
多く増えていて若者が新しいものを欲する場所で商いをするほうが良いのは当然であろう。
なおかつ中国大陸には13.6億人もの人口があり、
なおかつ1億円以上の資産を持つ人口は280万人と世界一になるのは時間の問題とも言える。
(広島銀行上海駐在員レポート2013.8月「中国の富裕層」)
もちろん30%を超えた上海の高齢化進展などがあるものの、
日本と比べれば圧倒的にパイが大きいのは紛れもない事実である。

日本は、第二次世界大戦の敗戦から、人口が急激に増え、
高度経済成長時代を経過し、それが落ち着き、長らく経済的停滞に喘いでいる。
だからといって、さしたる危機感がある雰囲気でもなく、
日本全体を巻き込むようなダイナミックな変化が起きているようでもない。
対岸の中国大陸周辺が著しく経済発展を遂げているのを対岸の花火を観るかのように。。

もう少し、おこぼれを頂戴してもよいのではなかろうか。これは私の単純な考えである。
3年前に上海郊外の街に仕事で出かけたため、上海都市部などをぶらぶら歩いた。
まだまだ東京と比べれば、サービス化できそうな分野が沢山存在することを感じた。
もちろん、場所によっては総じて物価が安いのだが、
日本と同等クラスの消費傾向も存在していて、
上海の中心部では、ベンツ・BMWの自家用車割合が東京を遥かに抜いている。

内向き傾向が叫ばれる日本であるが、まさに内向きであろう。
はっきり言えることは、東京で中国人を見ない日はないが、
上海で日本人を見ないで生活することはできるのである。いや、見かけることのほうが稀かもしれない。
なにしろ大挙して押し寄せる勢いがないからである。

孫子の兵法に「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉がある。
日本のトップである総理大臣が、中国・韓国に何年も出かけていないのである。
これをもって明らかだが、まずは現実を知ることから始めなければ、
何事も新しい道を拓くことは出来ないだろう。

毎年毎年沢山の市民の方が日本にお金を落としてくれて本当にありがとう。
ただこれをお礼に行脚するだけでも、外交に成りうるのではなかろうか。
安倍首相は昭和54年に鉄鋼会社で勤務しているだけなので、この辺の機微が分からないのだろう。
商売に大切なことは信頼関係である。決めたことをしっかりやってくれる、
その第一義が外交の基本姿勢であることは、古来から決まりきったことである。
もちろん、約束を守らない国は歴史上沢山あるが結局は長続きしない。

人間を信頼することを立脚点においた社会的なつながり(契約関係も)は、
単純な利益享受の関係よりも近視眼的ではなくなるので、将来を見据えることができる。
株価にばかり目を取られている経営は結局のところ、本業を見失う企業が多いことに通じる。

私が、航空機という世の中を見る一つのきっかけをもとに気がつくのだから、
政治のトップ、経済のトップは、もっと複合的な要因から、
他国と比べても日本の先行きおぼつかない現状を目の当たりにしているはずである。
しかしながら何も動けないのは、結局のところ目先にとらわれているからに過ぎない。

木を見て森を見ずということわざがあるが、
行き交う人を見て飛行機を見ずという言葉を日本のトップに送りたい。
閑古鳥がないているとっても過言ではない成田空港の夜のターミナルから、
上海の浦東空港に最終便の飛行機で飛んでみてほしい。その差にただ悲しくなるはずだから。
JUGEMテーマ:経済全般
航空 | 06:58 | comments(3) | - | - | - |
コメント
from:   2014/09/20 9:33 AM
空回りとは上手いことを、さすが深沢さん!
from: 深沢清   2014/09/20 9:14 AM
流石アメリカ上空には、飛行機が沢山飛んでいるね。これはよかグラフです。
from: 深沢清   2014/09/20 9:09 AM
飛行機の飛来数で極東の繁盛期を見て、日本のあるべき姿を問う。それアベノミクスの空回りです。
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