黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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あきないが出来なくなったダイエーの終焉
イオンの岡田元也社長は、記者会見などの写真でほとんど笑っておらず、
厳しい表情をしている。セブンアンドアイの鈴木会長と比べて欲しい。
この意味に気がつく人は大半が商人と呼べるだろう。
商いは飽きない、これが本質である。

「ダイエー」屋号は消滅へ SankeiBiz 2014.9.25
残念ながら、「主婦の店」から出発したダイエーは消滅し、
イオングループの店舗名が称されることになる。
トドのつまり、ダイエーは、主婦に飽きられたということだ。
商いが出来なくなったために。

食品スーパーは、毎日のように消費者が訪れるため現金収入があり、
赤字であっても会社を潰さずにいることは他業種よりも容易である。

だから現状で客離れが進んでいると経営者が判断出来ていても、
現場スタッフの思いが乖離すると売れる店に作り変えるのは至難の技である。

私は過去にイオングループの食品スーパー開設に関わる仕事を
グループ社員さんとご一緒したことがある。
とにかく少ない人数で決断早く物事を進めるのが印象的で、
私が出店に関わった店は、業績不振でわずか3ヶ月ほどで閉鎖された。

イオングループという、どれだけ大きい組織になったとしても、
そのスピードが維持できさえすれば、簡単に経営危機に陥ることはない。

しかしながら、ダイエーは全くその逆であり、20年前から店の作りは大きく変化せず、
旧来の商店街地区への出店を維持し続けた。

店の前を通る人々の平均年齢は高くなり少なくなって、出店した当時に中心客層だった
小さな子供を抱える主婦は商店街から消えたにも関わらず。

ダイエークラスの大手小売の主戦場は、
郊外のロードサイドにあるショッピングモールに完全に移ってしまい、
食品、衣料、家具などの専門店化も大きく進んだ。

私がこの10年で出向いていた五階建てクラスの小規模なイオンスーパーでは、
それまで衣料電化製品も自社部門だったフロアが、
今では食品部門以外はほとんど専門店に軒先を譲っている。

イオンのダイエー子会社化の報道記事にあるように、
すでにイオンの稼ぎ頭は小売部門ではなく不動産や金融など、
別の事業部門が支えている現状である。
しかしながら、その本業である食品小売については、
積極的に地方の中堅スーパーを買収するなど、その手綱を離すことはない。

翻って考えてみると、厳しい業界、業種と指摘されながらも、
その勢いを保っている企業は、
自らがやるべき仕事をしっかりと意識して事業展開しつつも、
それを活かして収益を得られる周辺事業から儲けを
確保する筋道をしっかり立てているということである。

これは、九州の勢いある企業グループJR九州の事業展開にもそのまま当てはまる。
今や彼らの収益源は鉄道よりも不動産であるのだから。

世の中が現状維持を続ける環境、住んでいる人も変わらず、
生活形態も変わらない状態ならば、
商売は小手先の変化を繰り返すだけでもやっていけるだろう。

しかしながら、自らの店舗にやってくるお客様が
どんどん入れ替わっていく10年を経験しているならば変わらなきゃ死ぬだけである。

ダイエーの看板が無くなると悲観的な報道もあるが、
商売は飽きられないでナンボである、
この精神を持っていた中内功オーナーならば、
今の店舗を垣間見て、しゃあないと納得しているだろう。

飽きない商売が出来ているかどうか、
私自身も小売業者の端くれとして、常に肝に銘じておきたい。
JUGEMテーマ:小売業全般
AllAbout | 08:28 | comments(1) | - | - | - |
コメント
from: 深沢清   2014/09/25 1:29 PM
厳しくカッコよかよ!ナム・・・
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