黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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天災と国防 寺田寅彦著 〜昭和初期の物理学者から得られる時代を超えた警鐘〜
東日本大震災後にも、寺田寅彦の言葉は多数紹介されたが、
御嶽山が「突然」噴火したとの報道を垣間見て、
今一度地球物理学者としての鋭い指摘を案内したい。
この随筆は、寺田寅彦が昭和9年の戦争色が濃くなる中で著わした文章である。

以下青空文庫より引用
http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2509_9319.html
---------------
日本はその地理的の位置がきわめて特殊であるために
国際的にも特殊な関係が生じいろいろな
仮想敵国に対する特殊な防備の必要を生じると同様に、
気象学的地球物理学的にもまたきわめて特殊な環境の支配を受けているために、
その結果として特殊な天変地異に絶えず脅かされなければ
ならない運命のもとに置かれていることを一日も忘れてはならないはずである。
 
地震津波台風のごとき西欧文明諸国の多くの国々にも全然無いとは言われないまでも、
頻繁にわが国のように劇甚な災禍を及ぼすことははなはだまれであると言ってもよい。
わが国のようにこういう災禍の頻繁であるということは
一面から見ればわが国の国民性の上に良い影響を及ぼしていることも
否定し難いことであって、
数千年来の災禍の試練によって日本国民特有の
いろいろな国民性のすぐれた諸相が作り上げられたことも事実である。

しかしここで一つ考えなければならないことで、
しかもいつも忘れられがちな重大な要項がある。
それは、文明が進めば進むほど天然の暴威による災害が
その劇烈の度を増すという事実である。
---------------
引用終わり

彼はこの文章後も自然の変化を顧みなくなりつつある人々の生活に警鐘を促している。
これまでに数多の科学者が指摘するように、
火山など地球の営みを分析できているのはほんの一部である。

メカニズムの大半は明らかになっていないし、
自然災害の個別の発生要因は災害後にすら分からないケースも非常に多数である。

だからこそ、危険性が認められる場所においては、
事前に想定され得ることを考えておくことが重要である。

人間が生活するためにもっとも大切なことは、
数千年、数万年単位でその土地がどのような変化をしてきたかを顧みることである。

先般の広島豪雨災害にしても、東日本大震災津波にしても、
土地の危険性を認識できていれば避けられた人災も多数散見される。

御嶽山噴火発生自体は、予測が困難であったとしても、
噴火時の危険地域や、その際の避難方法は認識できていた。
問題は、これを災害発生時にその場に居合わせた人間が知らないことである。

このブログでも何度か書いた通り、
現在進行形の御嶽山噴火を他山の石としない限り、
火山国日本では、第二第三の被害を免れ得ない。

まずは自然を知ろうとすること、
私はそんな日々の生活に必ず役立つ取り組みから始めたいと昨日決意した次第である。
JUGEMテーマ:火山
AllAbout | 08:25 | comments(1) | - | - | - |
コメント
from: 深沢清   2014/09/29 8:56 AM
生きて帰って良かった!ハナマル。
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