黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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銚子電鉄の窮状と、地方公共交通機関の今後
10月20日付け東京新聞最終面には、
銚子電鉄の車両修理資金を地元の高校生らが集める姿を伝えている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/thatu/list/CK2014102002000149.html
銚子電鉄は、千葉県の最東端を走る盲腸線でJR銚子駅から6.4Kmを走る小さな私鉄である。
年間収入のうち1億円が鉄道で、3億円が地元名物となったぬれ煎餅など食品の販売収入であるそうだ。
昨年発生した脱線事故により2両の車両が運行不可となり1日の運行本数が約3割減ってしまったそうである。

朝の通学時間帯の列車も半減したことで、危機感を持った県立銚子商業高校の生徒が、
募金集めをしたり、銚子電鉄自社商品の販売に声を張り上げている姿を記事は載せている。

この記事を読んだだけで事態を受け止めてしまうと、
煎餅を売ってしか成り立たない鉄道なんて廃線にしてしまえばいいのに、
そんな指摘も生まれてきそうである。

しかしちょっと冷静に田舎の交通機関を垣間見てみると、
日本全国ほぼ全てのローカル線は銚子電鉄と何が違うのだろうか。

純粋に運賃収入だけで鉄道やバス事業を営む交通機関はもはや皆無であり、
大手であるJR九州ですら、鉄道事業収入は4割に満たない。しかも単体では赤字である。

固定資産税、車両導入費、線路車両維持費、などなど、
公共交通機関は誰も乗客がいなかったとしても莫大なコストが掛かる。
新規参入は全体としてはかなり稀であるので、
日本全国ほとんどの公共交通機関のスタートは数十年前に遡るはずである。
当時は自家用車の普及も限定され、人口は増えて、
都市部への人口集中もまだまだ限定的であった。
しかし、2014年日本人の大半は都市部に生活し、地方の足はマイカーに主役を譲り、
後期高齢者であっても普通に運転するご時世である。

鉄道やバスが運賃収入だけで、成り行かなく
るのはもはやこの社会環境下では避けることのできない状態なのである。

ぬれ煎餅に頼り、会社をなんとか維持している銚子電鉄の報道がなされる度に、
ずっとこの環境で果たしてよいのだろうかと考えされされる。

北陸、北海道新幹線が開業すると同時にかなりの距離の並行在来線が
第三セクターとして、JRの大きな経営体から分離される。
これまでに開業した並行在来線を運営する第三セクターも
経営環境は厳しい状態が伝えられている。

今一度昔あったこの標語を思い出すタイミングなのかもしれない。

「狭いニッポン、そんなに急いで、何処へ行く」
鉄道 | 08:44 | comments(1) | - | - | - |
コメント
from: 深沢清   2014/10/20 9:59 AM
あの銚子鉄道のことは、先月NHKテレビで放映されていました。これをどのようにするかが、庶民運動と体制変化です。
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