黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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表現し続けるということの難しさと、その突破口
昨日、「僕と妻の1778の物語」という映画DVDを見ていた。
(これも私のチョイスではないことをお断り)
昼下がり真っ暗な部屋でウトウトしてしまった事実からして、
映画自体のストーリーはちょっと冗長的だったかもしれない。

主人公のSF小説家が、末期ガンであることを知った妻のために、
毎日一つずつ短編作品を書いていくという作品であった。
物書きを生業とする人であれ、毎日新しいものを生み出していくという作業がどれだけ大変かは、
僅か2ヶ月毎日ブログを書いた私には微かながら理解できるようになった。
とにかくネタがなくなるのだ。

尚更、小説つまりフィクション作品を書こうとすると、
現実に起こったことを綴るだけでは足りないので、作家の想像力を日々葛藤させねばならない。

加えて主人公は、小説家になったときから常に第一読者として最大の理解者であり、
まだ30代の若い奥さんがまもなく命の灯を消そうとする姿を直視して、
精神的にも追い詰められていく。

しかしそれでも、身を粉にしても、奥さんに向かい合い作品を積み重ねた姿には
ただただ感銘を受けるほかない。
何故ならば、保険対象外の抗癌剤投与に伴う高額医療費を捻出するために、
普通の仕事も今まで以上に多くこなしている中でのその悶絶の日々だったからだ。

皮肉なもので、多くの人間は、死ぬことを全く考えていないと生きる意味を見出すことが出来にくいが、
自分自身や周囲の人に、死が間近に迫ると、生きる意味が明確になりそれを必死に果たしていこうと懸命になる。

それは、一人一人の生き様でもあり、会社や国家などの人間が創造しているものの生き様でもある。

だからこそ、人間の歴史は過去を繰り返しているように感じるのに大差ないように、
同じ失敗を繰り返し続ける。

歴史に学ぶことは、古今東西の人々がやってきただろうが、
その学びから、自身の行動を変化させることは並大抵のことではない。

日本人は何十年もガンで死んでいるし、国家は戦争によって何万年も争い続けている。

だからこそ、◯◯賛成、◯◯反対と高所に立って物事を叫んだところで、
大勢にはほとんど影響を与えることはできない。

何故ならば、大きな物事をやっている一人一人の人物は、
自らの人生の歯車を動かすのに必死で、周りの声を聞き入れる余裕がないからである。

結局のところ、多くの人の目の前に、生命の危機が迫らなければ、
現実を直視することは難しい。
これも歴史が何度も何度も教えてくれている事実なのである。

遮二無二頑張って、国家に対峙しても物事は変えられない。
変えられるのは、死を知った人々の仲間をどれだけ増やせるかどうかそれだけなのではなかろうか。
そこに最も社会的危機感が共感できる余地があるのであれば。

表題とはズレてしまったが、自分の想いを叫ぶこと、
そしてそれを誰かに届け続けることは難しい。
だからこそ、それを受け止めてくれる「命の儚さ」をわかっている人に向けて、
表現し続けることが大事なのである。

この映画から、私はそんなことを学んだ気がしている。
JUGEMテーマ:映画
評価:
眉村卓,半澤律子
ポニーキャニオン
¥ 1,378
(2011-07-09)
コメント:ストーリー自体はそんなに面白くはないかもしれない。しかし深い。

映画 | 08:33 | comments(1) | - | - | - |
コメント
from: 深沢清   2014/11/04 9:00 AM
自分の死を知って生きれば面白いね。その生きている時の現象活動は、すべてヒマつぶしだからのォ〜・・・
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