黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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ある意味スッキリしたスカイマークと今後
民事再生法が適用されたスカイマークですが、
ボーイング737以外の運航が止まり、効率化が図りやすい環境になりました。
 
筆頭株主であった前社長の西久保氏が大量に株式を売却し、
大幅に株価下落するとともに、安定株主がほとんどいなくなりました。
他の資本が経営権を取得する環境も整ったといえるかもしれません。

もちろん、エアバス380、エアバス330の導入キャンセルに伴う
エアバスとの訴訟リスクや経営環境の変化に伴う社内の動揺、
イメージダウンによるお客様の減少など、不安要素は全く払拭されていません。

しかしながら、そもそもJAL、ANA、JASに楔を打ち込もうとした
日本の空のチャレンジャーとして設立された経緯を考えれば、
原点回帰の方向に進んでいるのではないかと感じています。

世界で安定した収益を上げているLCCの元祖として謳われるのは、
アメリカのサウスウエスト航空です。
この会社は、機材はボーイング737に統一されていて、
すべて自由席で早いものから座席を埋めていく仕組みであり、
客室内のサービスも必要最低限なものとなっています。
(エアトランという買収された子会社はボーイング717という小型機を保有)

コストを抑えつつも、航空機全損などの大事故は発生しておらず、
運航開始から約44年が過ぎたにもかかわらず、
乗客や乗員が死亡する事態を起こしていません。
また、同時多発テロに端を発する航空不況にも動ぜず、
レイオフ(従業員解雇)をしなかった企業経営としても名を馳せています。
 
なぜかといえば、事故を起こさないことは保険代を浮かすことにつながり、
従業員を安定雇用することは、採用コストを削減することに繋がるからです。
長期的な結果としてすべては安定した経営の糧になっているのです。

私は、日本ではまだまだだLCCという言葉が一般化する前の2006年に、
アメリカに旅立ち、サウスウエストと、新興LCCのジェットブルーという
二つの航空会社の複数路線に搭乗し、どうしてこういった安価な航空会社が、
日本の空には存在しないのだろうかと、疑問を感じえませんでした。

それから10年余りが経過して、ぱっとみANAとJAL連合しか、
力を維持する企業は、国内航空網にはないように見られる一方で、
LCCが増えたり、中部拠点のフジドリームエアラインが路線拡大を続けたり、
わずか一機の保有ながら天草エアラインが独自の路線を模索していたりします。

また、特にスカイマークの動きで顕著になったことですが、
就航路線の改変スピードもものすごく短い期間で動くようになりました。

日本の空を移動手段として考える人は、スカイマークが参入したことで、
その後の新設航空会社の増加によって、確実に増えていったはずです。
だからこそ、スカイマークは今経営面で厳しい環境に置かれていますが、
原点に立ち返って、日本の空をさらに便利にするチャレンジャーとしての
役割を取り戻して欲しい、私は一人の航空ファンとして切に願います。

現実的に様々な社内システムは内製化されていて、
人材面も長らく独自で取り組んできた実績があり、
神戸空港拠点化など、マーケット開拓も自らで行ってきた企業であります。

もちろん、政府との付き合いはANAやJALには劣るでしょう。
だからこそ、維持できている自らのポテンシャルを今一度軸にして、
強固なスポンサーとなる航空会社のサポートによって、
再び、スカイマークの存在意義を示してほしいものです。

最大の強みは、羽田空港に一定の発着枠を維持できている点です。
これを生かすも殺すも、現経営者と債権者次第になってきます。
他の産業にも当てはまるのでしょうが、航空業界では特に、
新規参入者への風当たりは強く前例を認めない主義が蔓延っています。

だからこそ、数々の前例を打破してきたスカイマークの翼がここで折れてしまっては、
すべての航空利用者の利便性低下が免れません。
今後のスカイマークにもしっかり注意を払っていきたいと思います。
ただ一人の貧乏航空利用者の立場として。

JUGEMテーマ:航空関連 - ニュース
航空 | 09:09 | comments(0) | - | - | - |
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