黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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はじまりのうた ジョン・カーニー監督作品 鑑賞
昨日のブログを読んだ私の師からメッセージが届いた。空虚な他人事語りだなと。
まさにご指摘通りで、未だに何と返したらよいのか分かりません。

そのような精神状態だからこそ、この映画をみて、
音楽を聴いて、そこに書かれた歌詞を読んで共感を覚えたのかもしれません。

http://inconspicuous.boy.jp/WordPress/12-a-step-you-cant-take-back/

君は何かリスクを取っているのか?
そう聞かれたら何も返せない。
何故ならば自身を持って語れるほどのリスクを取って日々を送っているとは思えないから。
それでも、決して今に満足している訳ではない。
ホントは、心の何処かに持っている希望の欠片をだけを頼りに走り出したいのかもしれない。

そんなことをグサッと突き刺されたようなストーリー展開に、
映画を観て以降色々な感情が渦巻いています。



学生時代から音楽仲間であり美声の持ち主である彼氏と共に、ニューヨークにやって来た彼女。
彼が映画の主題歌に採用され、大きなレーベルと契約したことで、当時は幸せの絶頂期。
しかし、新しく仕事のパートナーになった会社の女性に恋し、
彼女を想って書かれた歌を出張帰りの彼氏に聞かされて愕然とし家を飛び出した彼女。


不意のどん底にいた彼女は、それこそ古くからの音楽仲間の男性とストリートで偶然の再会。
落ち込む彼女をジャズバーに誘った男性の呼び掛けに応え、突如ステージに登壇する彼女。
ちょうどその場所に、同日著名レーベルの創始者ながら、
現社長に解雇された音楽プロデューサーが泥酔の中訪れていた。


BARで彼女の歌声に耳を傾ける人は殆どいない中、
プロデューサーの彼は、胸の底から湧き上がる久々に迸るサウンドイマジネーションに、
今置かれている境遇を忘れ、ギター一本で弾き語りをする彼女の背後に、
バンドサウンドを想像し、終始興奮を余儀なくされる。

その晩、呑みながら、お互いの不遇を語り合い、音楽への情熱をぶつけあった二人は、
実力ある無名のバンドメンバーとともに、ニューヨークの街角でアルバムを作成する。


この映画はそんなストーリーです。


私は、9年前新卒で就職した仕事を辞め、アメリカに旅に出ました。
行く当てもなく、ただアメリカをひと月回ろうという意思だけでした。
最初に降り立ちしばらく滞在したのがニューヨークでした。

タイムズスクエア、グランドゼロ、ウォール街、メトロポリタンミュージアム、
Moma、セントラルパーク、5thアベニュー、国連本部、自由の女神、
エンパイアステートビル、マディソンガーデンスクエアなど、世界的に有名な場所を歩き回りました。

そして、そこまで治安が良くなさそうなエリアのホテルに宿泊したこともあり、
この街で暮らす豊かでない人々の生活を垣間見たのでした。


夢もあり、希望もある、けれども、どこか空虚で捉えようがなくて、
それでも何かを表現したいと思っている人々が沢山そこにいる。

私はそんな感想を抱いて、たった1週間ほどしか居なかったにも関わらず、今でも憧れの場所です。

もちろんこの映画を見て、ニューヨークって素敵な場所だなあという感慨は湧いてきますが、
この映画のストーリーから得られたのは、それ以上に、


”その場所で咲けない花は何処でも咲けない”

というメッセージでした。


最愛の彼氏を失った彼女は当初失意に苛まれますが、
自らが創り出す音楽によって、周囲の人々に少しずつ笑顔を与えていきます。

その笑顔を見ることで、彼女はどんどん笑顔の時間が増えていき、
元彼氏に優しい歌を贈ることが出来るまでに復活します。

そして、覇気を失って、傍若無人に振る舞っていたプロデューサーも、
彼女の活き活きとした行動と音楽に魅了され、壊れていた家族との絆も取り戻していきます。



私は、何も失意のどん底でなく、夢も希望もない訳でもないのですが、
この映画を観ながら、感じるところに限度がなく、何度も涙を流してしまいました。


何処を探したとしても、どこにも希望の欠片はなくて、
自分の心にしかないことを改めて感じさせてくれた映画でした。

ここでないどこかへと、求めるのは簡単で、
自分の本当の気持ちを探るのは難しい作業なのかもしれません。

けれども、そこに辿り着かない限り、ずっと何かを探し続けなきゃいけない。
それをわかっているつもりで、ちっとも分かっちゃいなかった。

もはや映画の感想なのか、
個人の気持ちの吐露なのか分からない記事になりましたが、
今のモヤモヤを書き留めたくて、つらつらと続けました。


お付き合いいただきありがとうございました。
恥ずかしいとは思いつつ、今しか書けないと思いこの場に残します。
セントラルパーク
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