黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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子どもの貧困というけれど、貧しいのは大人の優しさなのでは?
って、タイトルでいきなり問題提起してみました。

私は、このブログにも何度も書いている通り、
東京都中野区で無料塾のお手伝いをしています。
通い始めて、まもなく一年になりますが、沢山の中学生と接してきました。
みんな家庭の経済状況は決して恵まれている子供達ではないのですが、
そんなことは、沢山の時間を共に過ごしていたらどうでも良くなってきます。

学習をする場所である塾なので、
一生懸命勉強に励もうとする子はとっても可愛く感じますし、
あまり勉強に取り組まずお喋りに夢中な子には気分は良くありません。
ただし、この塾に集まってくる子の大半は、
塾に通うまでに勉強方法を身に付けていない子供達なので、
塾に来てしばらくは勉強方法が分からずに戸惑うことが普通です。

だから、お手伝いをしている大人のサポーターさんは、
そういった子どもがどうやったら勉強にはまってくれるか、
あの手この手を考えて、少しずつ実践しています。

少しでも反応がよいサポーターがマンツーマンで対応してみる。
話が弾む同学年の同性の子を隣同士にして授業をやる。
苦手な教科を克服するために、最適な問題集一冊をじっくり取り組む。
同級生に単語カードを渡して、英単語を書くことを楽しませる。
理科の基礎を解説するために、大学院生のサポーターが今使われている技術と教科書の橋渡し役になる。
学校を出た後にサポーターはどんな仕事についているのかを説明してみる。
諸事情で自宅学習の進まない受験生をファミレスに誘って勉強する場を作り出す。
親御さんを誘って参加者全員でバーベキューをやる。
夏休みには中1から卒業生を含めてキャンプに出かける。

確かに、これらのことを一人一人の親子関係で
満足をやっていこうとすると相当なコストと負担が掛かるでしょう。

だからこそ無料塾では、時間を出す人、お金を出す人、場所を提供する人、学習方法をアドバイスする人、
様々な大人の人々が、自らの出来ることを持ち寄って総力戦で子供達に接して、
子どもの学習環境を少しでも向上させるにはどうすれば良いかと知恵を絞っています。

塾に通い出した当初は、あまり親子間で会話が無かった家族でも、
勉強という目的を共有することで、少しずつ絆が深まり出した例も沢山あります。
子どもに対して相談相手がいなかったお母さんが、
塾のサポーターから子どもの得意分野を見出だされたことも。

逆にサポーター側にとっても、子どもに頼られたり、
サポーター同士で仕事について相談しあったり、様々な関係性を塾を通して得ています。

子どもの貧困をどうするかというマクロの視点で議論されると大抵は経済支援に話が注目しがちですが、
私が子どもと接してきて痛感しているのは、
子供達は圧倒的に話し相手を求めているという事実です。
親であれ、同じ生徒であれ、赤の他人の大人であれ、
自分のことを理解しようとしてくれる他者が存在するという安心感が、
子どもを貧しくさせない最も大切なポイントなのではないでしょうか。

そのために必要なことは、お金よりもまず、子どもを気にする大人の目線なのです。
赤ちゃんを見て可愛いなと思うような純粋な気持ちで、
血が繋がっていてもいなくても、
社会の子どもを見守る視線がある大人が増えれば、
時間が掛かっても、貧困に悩み、社会に不適格とされる子供の数は減っていくはずです。

千里の道も一歩から。
まずは、気になる子どもに一声掛けられるそんな大人になりたいと日々思っています。

JUGEMテーマ:人間関係
社会 | 20:16 | comments(2) | - | - | - |
コメント
from: じょうご   2015/11/03 10:05 AM
深澤さん
貧困に大人も子供もなかです。
いつも人間を強くするのは交流だけですね。
from: 深澤 清   2015/11/03 7:30 AM
親と子と指導者がバーベーキューをやる、キャンプをやる等は非常によかです。
そして人間は話し相手を求めている。茲に交流が必然的に発生する所以が有ります。産業社会では意図的に交流する場を作りだすことが必要です。分かりやすく記して有ります。
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