黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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政治とカネ、批判するだけでは、世の中は変わらない。
この時期、政党交付金の配分が決められる年末に向けて、
野党の集合離散が繰り返され、政治を巡るニュースにうんざりする人も多いのではないか?

私は、政治に対してちょっとだけ他者よりも興味を持っているので、
アメリカの政治家や、昭和初期の政治家など多少なりとも彼らの評伝を読んでみた。
私が概観した限り、民主政治にお金が掛かる現実は、この100年ほど対して変わってはいない。

一家を破滅させる道楽である政治には手を出すな、過去富豪家に叫ばれたこの言葉、
未だに、財界と政界の間に微妙な距離があるのがその事実を裏付けている最大の結果と見てもおかしくない。

これだけ多数派を占めている自民党の強大与党政権でありながら、
様々な物事をドラスティックに変えることが難しい国会の世界は取り敢えず脇に置いてみる。

地方政治において、新しく政治の世界に入った新参者が、
ドラスティックな改革を行っている例は、一部のニュースな首長以外は、殆ど全国区になっていない。

地方議会で、これまでになかった政策を提言し、
それを地方自治の現場に広げている例はもちろん存在するが、
決して大多数になっていないのが現状だ。

その要因は数多くあれども、私が一番問題意識を持っているのは、
国民の大多数を占める給与所得者が議会に参加することが皆無だという事実である。

現に、特別公務員である地方議員は、
兼業が認められているにも関わらず自営業(農業などを含む)以外の
兼業で議員活動を行う人の割合は非常に少ない。

専業で生計が営める報酬水準が確保されている大都市の地方議員以外は、
多くの市町村議が日常の政治活動を行うだけでカツカツの報酬で4年間の議員活動に従事している。

この現実だけを踏まえても、市民の代表を務めることを求められる議員として、
全く市民を向いた仕事をしない議員となるか、
党派もしくはスポンサーとなる団体の操り人形に成らざるを得ない現実が露呈してくる。

もちろんそういった議員だけでなく、市民の暮らしをより良くするために、
自治体が行っていない施策を提案し、
効果を発揮していない施策を方針転換させようと日々活動している地方議員さんも多々存在する。

しかしながら、そういった議員さんから、漏れてくるのは、活動資金の乏しさである。
色に染まらず、身の潔白を証明するためにも、
グレーなお金はもちろん手を出さず、政務調査費まで返上し、
自身の議員報酬だけで、広範な議員活動を行おうとすると、
自身の生計を立てるのは困難に成らざるを得ない。
(もちろんやり繰りする議員さんがいないわけではない。)

民間企業であっても数多くの調査を行うにはコストが掛かるのはやむを得ないし、
個々の家庭であってもご近所付き合いでの出費はすぐに元が取れるものではない。

つまりは、政治活動を行うためには、
そこに関わる人々の人件費はもちろんのこと、
数々の政治立案を行なうための基礎調査費がどうしても発生するのが当然なのである。

長くなったが、年末に小さな野党が最大の財源と言える
政党交付金をめぐって議員の駆け引きを行うのは、
現実の政治の仕組み上、逃れられない事実なのだ。

規模は違えど、活発に政策提言する地方議員も、
どこから調査費用を捻出するかに頭を痛めているのが、実態ではなかろうか。

だからこそ、給与で日々の生計を立てているサラリーマンが政治参加することは、
そもそも選挙コストを払えないことで難しいし、その後の議員活動においても、
サラリーマン業との二足のわらじを履けないことからも、至難の技なのだ。
そもそも会社側に政治参加への理解が乏しいのも大きな要因ではあるが。

しかし、世の中の市民大半がサラリーマンであるからにはその現実を踏まえ
一般社会のやり方で議会も運営されることが、市民の声を最も反映しやすいのではないか。
職業議員で多くが占められた議会や自治体職員のやり方に固執することなく、
市民のために多様な意見を取り入れるのが、本来の地方議会の在り方であるはずだ。

私は、以上の私見に基づき、地方議会が活性化し、
独自の地方自治が行われるためには、以下が必要不可欠だと考える。

1.地方議員選挙立候補コストの削減
2.地方議員における兼業の充実化
3.選挙及び議会運営ノウハウの共有化(地域内外)
4.落選者へのサポート体制の充実化

地方議会議員は、政党参加率が低いため、これらのことを政党に望むのは非常に困難である。
だからこそ、その土地の市民が、どんな議員を代表に選び、
どのような自治を形作りたいか、しっかり定義できるかどうが重要になってくる。

このエントリーは、多くが抽象論になってしまったので、
次回はもう少し具体策に踏み込んでみたい。

政治とカネ
政治 | 00:05 | comments(2) | - | - | - |
コメント
from:   2015/12/09 9:16 AM
便所で戯言をはくのは性に合わないので、
ここで思いっきり、想ったことをぶつかまします。
from: 深沢清   2015/12/09 8:43 AM
ヒカル君の悩み多い所をよくぞ記しています。モヤモヤが一番の行動源泉です。
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