黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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サラリーマンは、仕事以外のことは出来ないと嘆く前に、週末に何かのプロになると目標設定してみよう!
評価:
河村 幹夫
ごま書房
---
(1990-01)
コメント:書かれた時期から20年が経っても内容は今もってサラリーマンにすぐに役に立ち、やる気がわいてくる一冊である!

私は基本的にはハウツー本の類は読まない。
何故ならば、その他大勢の人々に敵うポテンシャルがないと自覚しているからだ。
〇〇が出来るようになる本を読んだところで、それが出来るほど社会的適応力はない。
そもそも、ハウツー本を読んで、〇〇が出来るようになった試しがない。その前に挫折した(笑)

ただし、ハウツー本を読む例外がある。
私が読み応えのある本だなあと感銘を受けた作者が勧める本であれば、
ハウツー本という色眼鏡を捨てて、とにかく読んでみる。

今読んでいるのが、この「サラリーマンの勝負は週末にあり」という河村幹夫氏の著書である。
先日読んだ黒木亮氏のエッセイ集「リスクは金なり」にこの本を読んで、
目標としていた部署に配属されなかった時代に励みになったとの著述があったからである。

河村氏がこの著書を出された当時は、三菱商事の事業部長であり、その後役員を経て、
大学教授に転じられたモーレツ時代のサラリーマンである。
彼は、三菱商事の米国駐在員として役職がない時代に堀辰雄の『風立ちぬ』を英訳し自費出版されている。
それから商社マンという激務の傍、海外出張の絶えない中で、先物取引に関する著書や、
シャーロックホームズに関する著書など、多彩な作品を世に出している。
本業でも、三菱商事の役員まで従事されるほど、会社員としてのキャリアも十分ながら、
培った各方面の専門知識から大学教授に転じられている。

日本経済の先行きは決して明るくなく、今後の仕事を続けられるか、
疑問視されているサラリーマンの数も増えていることだろう。
だからといって、その不安を解消すべく、具体的な取り組みを日々努力している社会人もそんなに多くないだろう。

この著書が、ごま書房から世に出されたのは1990年で、それから時代も大きく変化したけれども、
日本人の働き方は、そう大きく変わっておらず、
正社員や派遣やアルバイトなど雇用形態は違えど、大半の人々が、
1つの働き場所を生活の糧としているケースが大半なのではないだろうか?
だからこそ、河村さんが26年前に指摘されたサラリーマンの生き方指南本は、
今になっても立派に役に立つと、私は読みながら、何度も頷かされている次第である。


河村さんは、どんなに忙しいサラリーマンでも、週に10時間、年に500時間は自分自身の時間を捻出し、
その時間に1つのことに取り組めば、
何らかのプロフェッショナルになれると、ご自身の経験を踏まえ強く提唱している。
ウィークデーを休みなく働くサラリーマンであっても、週末に家族サービスをしても
土日に5時間ずつ時間を細工すれば10時間になる。
その時間を仕事以外のプラスアルファを新しい自分の得意分野にするために、
このような成果を生み出すと目標設定する。
その目標は、長すぎると飽きてしまうので、2年間ほどで終わる目標にしておく。
河村さんも、最初の出版には5年ほどを掛かったようだが、それ以降は2年ほどで、
ゼロから専門書を出版された実績をいくつもお持ちだ。

それは、河村さんのように、三菱商事で役員になるほどの、
そもそも実力をおもちだからこそ為せる技だと決めつけるのは早計だ。
何しろ、前述した元銀行マンの黒木亮氏は、このハウツー本をきっかけにして、
自らを鼓舞し、仕事プラスアルファの資格を取り、専門分野に時間を費やすようになったそうだ。
つまりは、このメソッドできちんと出版にまで漕ぎ着けている前例が存在しているのである。
だからこそ、やる前からどうせ出来っこないと批判するには当たらずにやってみる価値は大いにある。
何故ならば、この著書を手に取ろうと思うサラリーマンの方は、
すでに平日の仕事以外の何かに取り組みたいという問題意識があるのだ。
だから、自分にしか出来ないテーマ設定をやって、それにチャレンジしてみるという過程を踏むだけで、
考え悩む状態から一歩前進する。
週末に何かやってやるぞと決意して、実際に取り組みを始めた時点で、
その他大勢の目先の仕事以外には向き合えていないサラリーマンからは一線を画したことになる。

もちろん主な仕事を平日も休みの日も面白いからとずっと取り組むのも悪くはないだろう。
ただし、どんなに1つのことに集中していても、それしかやらないと、
他者にない新しい発想は生まれてこないし、息抜きが出来なくなってしまう。
本田技研を下町の工場から世界的企業に押し上げた本田宗一郎氏は、正月休みに気が付かなかったくらいに仕事をしていた。
しかし、仕事の延長とはいえ、自動車レースに取り組んだり、あるモノをスケッチをして絵を描いたり、
飛行機乗りに憧れた夢を持ち続けパイロットの真似事をしたり多くの専業以外の趣味も大切にする人だった。

細川護煕さん、中田英寿さん、片岡鶴太郎さんなど、著名人でも、本業以外に秀でた才能の持ち主は多く、
彼らが特別だと決めつける理由はないのではないか。
サラリーマンの大半がそうであるように、子供の頃から憧れていた職業に望んでついた訳ではない。
多くの人は、学生時代の流れや、その時に出会った人の縁などで今の仕事をしているに過ぎない。
もちろん転職した人であれ。
だからこそ、幼い頃にやりたかった夢にチャレンジしてみるために、
年間500時間を充てるのはあながち後ろ向きではないはずだ。

やりたかったことにチャレンジする姿勢を家族に見せる時間を週末に作ることは、
一時は周りの負荷にもなるだろう。
しかし、お父さんなりお母さんが、一生懸命取り組む姿勢が子どもに伝わるまでに集中できていれば、
子どもにとって親を見直すよい契機になるだろう。
何しろ、サラリーマンの多くは仕事をしている姿を子どもに見せられないのだから週末の時間が、
親の生き方の大半を表す像(アイコン)になっている。
休みの日にテレビの前でダラダラ過ごしている親を見るよりも、幼少時代の夢に取り組み、
目の色を輝かせている姿を見せるのは何よりも大きな教育と言えるはずだ。

2016年、新しい年は始まったばかりである。
これから始めても1年を終えるにはまだまだ500時間もの自分時間が残されている。
そう考えて、幼い頃に自分がやりたいことって何だっただろうか?
そう想いを馳せたり、自分の親と会話してみるのも、成人の日を迎えるこの週末に相応しい時間の使い方ではないだろうか。

私は、無料塾のボランティアでこの週末休みが終わりそうだが、高校受験生に接しながら、
自分の2016年プランを明確に立てることを目標とする。
子どもに教える立場として、何らかのカッコいい一面を見せたいではないですか!!!

JUGEMテーマ:モチベーション
読書 | 07:29 | comments(0) | - | - | - |
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