黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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房総半島 いすみ鉄道&小湊鉄道への旅 with 中学3年生
週末にお手伝いしている無料塾に通う中3の男の子と、
私を含む大人3人で千葉県中央部のローカル線を楽しむ旅に出掛けてきました。

東京都で活動する無料塾に参加する我々ですが、
毎週日曜18時からの定期学習時間には、大人と子どもが40人近く参加するので、
長い時間個々人で会話をする時間は限られています。

そのため、課外活動として長時間子どもと大人が接する時間こそ、
それぞれの子どもがどんなことに興味があり、どんなコミュニケーションを好むのかなど、
大人が子ども本来の姿を垣間見る格好の機会になります。

塾の中で優等生であるこの中学生は、
鉄道に関して造詣が深いことは、もちろん同じ好みを持つ男として感じていました。
それにしても、この度の旅で改めて、
こんなにたくさんのことを知っているのかと終始驚かされました。

乗り換えする電車を事前予告なしにほぼ完璧に予習しており、
乗り換えする駅の発車メロディーに関するトリビアを披露したり、
40年前に製造されたディーゼルカーのエンジンに目を凝らしていたり、
ローカル線の平日と休日の収益格差に驚いてみたり、
揺れる車内で初めて経験するだろうデザート賞味を難なくこなしていたり、
時刻表には載っていない列車運用上の知識を披露したり、
挙げればキリがないのですが、
要するに、本当に鉄道が好きなんだなあと感じさせる行動が随所に見られました。

理科系の学校進学を考えているようなので、
彼が将来どのような道を進むのかは私にはわかりません。
しかしながら、大人でも気付かないような鉄道に関する課題点を次々に口にする彼の価値観は、
是非とも何らかの形で世の中に役立てて欲しいものだと、
一鉄道ファンとして羨望の眼差しを禁じ得ませんでした。

子どもに接する大人の数がある程度増えないと、
彼ら彼女らが本当はどんなことに興味関心があり、
どこに伸び代を持っているのか、なかなか気が付かないものです。

その時に大切なことは、子どもが好きなことに、そっと寄り添ってあげて、
興味関心を引き出すような質問をしてあげること。
決して大人側の意見を強要することなく、明らかな間違いだけを指摘しながら。

それが如何に大切なことであるのか、今回の鉄道旅で、
中学生の彼の真摯な表情から、それを学ばせていただきました。

それは、間違いなく子どもだけに当てはまる接し方ではありません。
大人同士でも、相手が好きなことに対して意見表明をする姿勢を作ってあげること程、
コミュニケーションを円滑に進める術は存在しないはずです。

ローカル線の列車は多くが単線と呼ばれる片側通行の線路を走行しています。
行き違い装置を持つ駅で、先に到着した列車は、反対方向からやってくる列車の到着を待ちます。
先に到着していた列車は、対向列車が駅に到着して止まったときに初めて扉を閉めるのです。

コミュニケーションの基礎は、この列車交換にあるのかもしれないと、
改めて長年多くの人々と接し続けてきた鉄道システムから、
人間としての社会生活の何たるかを考えされられた1日でした。

いすみ鉄道と小湊鉄道は、古い列車と田園風景という、
ある意味どこにでもありそうな経営資源を有効活用されていました。
ただし、そこで働いていらした皆様は、目の前のいるお客様に如何に喜んでもらえるか、
その一点に集中しつつサービス精神を発揮されていました。

その成果の賜物として、単なる鉄道ファンに留まらない多くのお客様を惹きつけて、
多くの良い口コミを生み出していらっしゃるのです。

先は暗いと不平不満を言う前に、如何に面白い事実を一つずつ拾っていけるのか、
いわば街に落ちているゴミを一つずつ拾っていくようなそんな心を常日頃から持ち続けたい。
愛すべき千葉のローカル線から学ばせていただいたことはそこに集約されています。

素敵な旅を共にご一緒してくれた中3の男の子、
私により人生経験優れる鉄道ファンの大先輩、
長時間鉄道の旅が初めてにも小言一つ言わずに付き合ってくた彼女、
それぞれに、ありがとうございました。
JUGEMテーマ:マーケティング
鉄道 | 08:14 | comments(2) | - | - | - |
コメント
from:   2016/04/13 1:42 PM
エッセーにとどまらず心を温められる存在になって
初めて人を動かすことが可能になります。
from: 深沢清   2016/04/11 11:22 AM
ココロ温まるエッセーを読ませていただき有難う御座います。光君は優しい心をお持ちだのォ〜・・・
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