黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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AIの衝撃〜人工知能は人類の敵か〜 小林雅一著読了。
評価:
小林 雅一
講談社
¥ 864
(2015-03-19)
コメント:刊行から2年が経過しているが、AIの大枠を掴むにはよくまとめられた新書。人物紹介が豊富な点もすぐに活用できる点。

AI、その言葉を企業のニュースで聞かない日はないような状況となっている。

この著書のサブタイトルにあるように、人工知能は人間の仕事を奪うのではないか、

そんな懸念からこのトピックスにあえて近づかないようにしている人もいるのではないか。

 

しかしながら、まずは人工知能とは何なのか。

どういった歴史的経過があって研究され、事業に活用されるようになったのか、

現在はどのような使われ方をして、今後はどのような展開が見込まれるのか。

 

せめてこの程度を知っておいても、日々の生活に有害どころか、

知らないまま、世の中が進むことを指をくわえて見ていると、

AIを巧みに使いこなし、新しい時代を切り開く人との差は開く一方である。

もちろんその結果、生活レベルを落とさざるを得ない結果になる。

それを全く問題ないと受け入れられる人以外は、せめて関心を持って欲しい。

 

前書きはこの程度にして、この著書が登場して2年以上が経過して、

取り上げられるAI活用事例は刻々と変化しているが、

この著書に書かれているAIとの付き合い方は全く色褪せないので、

その部分をご紹介したい。

 

本著最後にある著者私見部分より以下引用。

————

(前略)

つまり汎用的な知識までもコンピュータやロボットに抜かれたときに、

「知能を武器として生き残ってきた人類そのものが、実は大したものではなかった」

とする自虐的な思想です。

 

しかし、そうした事態はおそらく起きないでしょう。

それは「知能」が人間に残された最後の砦ではないからです。

それを上回る「何物か」を私たち人間は持っているのです。

 

それは、ある能力において自分よりもすぐれた存在を創造し、

それを受け入れる私たちの先見性と懐の深さです。

 

蒸気機関からコンピュータ、そして産業用ロボットまで、

私たち人間はあえて自らの雇用や居場所を犠牲にしてまで、

人類全体の生存と繁栄を促す新たな技術を開発し、それを受け入れてきました。

 

これは単なる「知能」という言葉では表現しきれないほど大きな「何か」です。

このように将来を見据えることのできる叡智と包容力こそが、

私たち人間に残された最後の砦なのです。

————

 

著者は、この本を通じて多くのAIの進化の可能性について触れ、

人間が果たす役割の多くが人工知能に取って代わられることを解説する。

 

だからこそ、これまで人間が行ってきたことの多くが、

コンピュータやロボットが行う作業に変化することを前提に、

我々人間はそれをうまく活用していく立場に変化することの必要性を説く。

 

 

人工知能によって金融危機を契機に大きく資産を増やした人物の話。

ディープランニングと呼ばれる機械学習についての解説。

グーグルなどのIT企業がAIによって多くの個人情報を収集する雰囲気。

次世代ロボットに対するアメリカ及びEUと日本の開発ベクトルの違い。

将棋ソフトでプロ棋士を破るまでに至ったAI開発の経緯。

楽曲を制作するソフトが作った音楽に人間が拍手喝采をしたエピソード。

 

 

挙げればきりがないが、人工知能がこれまでに起こしている事実を通じて、

世の中がどのように変化するのかを概略的に理解するには格好の新書になっている。

 

世界各国でAIを巡る研究が加速し、

実際の産業に取り入れらる事例が増える中、

AIやロボットなど人工物と人間がどんな付き合いをして、

その結果世界がどう進むのだろうと考えることこそ、

これからの時代を面白く生活するために、必要な頭の体操ではないだろうか。

 

この本に類似した本は、今後多々刊行されると思われるが、

「AIの衝撃」がホットなのは、数多くの人物を取り上げていること。

 

それらの人々の現状を追えば、2年が経過していも間違いなく、

最新のAI事情は掴めてくるはずである。

たAI開発の経緯。
楽曲を制作するソフトが作った音楽に人間が拍手喝采をしたエピソード。


挙げればきりがないが、人工知能がこれまでに起こしている事実を通じて、
世の中がどのように変化するのかを概略的に理解するには格好の新書になっている。

 

世界各国でAIを巡る研究が加速し、産業に取り入れられる事例が増える中、
AIやロボットなど人工物と人間がどんな付き合いをして、
その結果世界がどう進むのだろうと考えることこそ、
これからの時代を面白く生活するために、必要な頭の体操ではないだろうか。

 

この本に類似した本は、今後多々刊行されると思われるが、
「AIの衝撃」がホットなのは、数多くの人物を取り上げていること。

それらの人々の現状を追えば、2年が経過していも間違いなく、
最新のAI事情は掴めてくるはずである。

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