黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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新年度予算案の審議ー予算特別委員会についてー

地方議会の三月議会では一般的に予算審議が行われます。

わが町も本日をもって特別委員会は終了しました。

補正予算が提出される予定なので、全ての予算審議は終わっていませんが。

 

まずは予算の意義と考え方について「議員必携」より引いてみます。

 

”町村の予算(歳入歳出予算)は、町村が年度に実施したい

事務・事業にどれほどの経費をかけるか、一方、

それを賄うために必要な財源をどのように調達するかを計上して、

これを金額で表示したものである。

つまり、予算は、その町村の一年間の収入と支出の

見積もりであると同時に、住民に対しては、

この年度に、どれほどの公租公課を義務づけることになるか、

また、その見返りとして、どんな行政サービスを行って

福祉向上に努めることにするかを約束するものであるといえる。

 

このように予算は、直接、住民の生活を左右し、

その福祉のいかんを決するものであるから、

編成に当たる町村長も、それを審議する議会も、

あくまでも、住民全体の福祉を念頭に置いて考えるべきで、

いやしくも一部の住民の利益のために

奉仕するようなことがあってはならない。

(中略)

予算が堅実なものでなければ、日頃、いかに住民の福祉向上を叫び、

町づくりの理想をかかげていても、その実現はむずかしいばかりか、

そうした不健全な状態が続くと財政自体が行きづまり、

新しい事業は一切できなくなって、

活発な行政の展開を計画的に行うことは不可能となる。

 

したがって、堅実な予算を作成することが何よりも大切なことであって、

編成に当たる町村長も、審議し確定させる議会も、

特に留意しなければならない。”

 

 

幅広く審議される国会の予算委員会とは異なって、

あくまでも予算案とその事業についての審議が、

地方議会の予算委員会の中心議題になりますので、

数値を通して、どのような事業が次年度になされるのかを

想定することが、地方議員に求められる予算との向き合い方になります。

 

地方議員に求められる当然の責務として、

無駄のない行政サービスを行うために予算をチェックすることが、

求められていることは当然です。

 

しかし、国や県からの資金供給が減少する中で、

全国ほとんどの自治体が当てはまると思いますが、

独自財源によって歳入が潤沢に得られない自治体にとって、

限られた予算を如何に有効活用すべきかは、

議員のチェック以前に執行部としても当然最も考えるテーマとなります。

 

だからこそ、現在の地方議員に求められているのは、

その予算を執行することで、如何にその自治体の将来に

繋がるような歳入歳出が行われているのかを監視することが、

最も大切な視点なのではないかと、私は考えています。

 

国や県以外の独自の歳入が三割程度の地方自治体が多いので、

俗に三割自治と言われますが、わが町も自主財源は約3割に限られます。

 

もちろん3割以外の数字も独自の方針で、歳出を決めることはできますが、

医療・介護など社会保障費が増大する中で、

町の独自の指針に従って予算の割り当てを行える範囲は、

年々減っているのが現実です。

(我が町はふるさと納税による寄付金もまだまだ限られています)

 

だからこそ、その少ない弾を如何に有効に活用し、

他の自治体にはない特色を出していくかが予算にも求められます。

 

一方で当たり前ですが、法律によって歳出が決められる

医療や介護、子どもに対する支出についても、

出来るだけ費用負担を減らすような取り組みも行われなくてはいけません。

一番効果的なことは、病院にかかる住民を減らす取り組みです。

 

 

私自身、初めての予算特別委員会審議への参加になりましたが、

数々の予算案説明によって、行政サービスを数値として捉えることができました。

もちろん、まだまだその数値は一部に過ぎないのは当然ですが。

 

職員や小中学校教諭が使用しているパソコンの台数、

臨時職員数やその給与形態、No残業デーの実態、

類似自治体との職員数の比較(我が町が一番少ない!)、

ふるさと作り応援寄附金を集めるための今後の展開、

現在庁舎で導入している行政システムのハード・ソフト予算比率、

行政が管理する公的施設の利用状況、

町立図書館の蔵書数と年間購入冊数、などなどキリがありません。。。

 

歳入・歳出の数値だけでは見えてこないものを、

昨年予算比の増減数値が大きく変化しているのは、

どういった要因でそうなったのか、質問をしていくことで実態が見えてきます。

 

その動きを踏まえて、もっと住民の方に満足いただき、

なおかつコストを減らすための提案を行っていくのが、

議員本来の役割ではないかと思います。

 

これまで、一般質問や常任委員会の活動によって知ることのできた

行政の働きとは、また別の角度から、

数々の数値を追うことで、明らかになった行政の姿でした。

 

数値は、特に前年までの動きを理解しなければ、

その実態が浮かんできません。

だからこそ、継続的に予算案、そして決算を捉えていく必要があります。

 

正直、最初の予算審議を通して、

もう少しこうすればよかったと後悔する部分は沢山ありました。

今のこのホットな気持ちを一年後も持ち続けられるよう、

1年かけて気になった点は、

しっかりと数値を追いかける癖をつけたいと思います。

 

それを住民の方と共有することによって、

自分だけはなく、多くの方とこの町を作り上げる努力をすることが、

結果として、この町を良くする大きな一歩になると確信しながら。

予算案

政治 | 22:45 | comments(0) | - | - | - |
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