黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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日本初!地方を救う譲渡型賃貸投資ガイド 森裕嗣 著読了。
評価:
森 裕嗣
秀和システム
¥ 1,296
(2017-06-17)
コメント:これからマイホームを考える家族、新しい不動産投資を考えている投資家、住宅建設の仕組みを再構築しようとする建設会社、移住を増やしたい自治体、いろいろな方に参考になる新しいマイホーム取得の形です。

私が生活する長崎県のこの地方においても、

全国の非都市部で問題になっているように、

賃貸住宅の空き家増加は目に見えて増えているのが実情である。

 

また一方で、全国的に近年所得が向上しているとはいえ、

長崎県の所得推移は決して大きく上昇しているとは言いがたく、

世帯収入が伸び悩む中で、

住宅投資に対する意識は変わらなくても、

マイホームを手にしようとする家族には高い壁が存在している。

 

 

そんな時期に、知人より一冊の本が刊行されたことを知った。

何でもこの本の著者 森裕嗣氏は、神奈川県から秋田市に移り住み、

不動産の需給のミスマッチを解消すべく、

様々なビジネスモデルを編み出し成功されているとのことである。

 

著者の森氏は、本著で「譲渡型賃貸」という不動産投資を案内する。

 

簡単にいえば、オーナーが土地代・建築費用を負担し住宅を建て、

そこに入居した人が家賃を払い、一定期間が経過すると、

土地建物は入居者のものとなるという契約形態である。

 

この仕組みを活用することにより、

住宅ローンが組めない世帯においてもマイホームが取得でき、

一方、空き家増加を心配せずに安定した家賃収入を得られる

手段として投資者にも長期間安心した利回りが期待できるとのことである。

 

もちろん、メリット面だけではなく、

譲渡を前提とした戸建住宅への投資となり、

賃貸者の退去が生じるデメリットについても、

しっかりと対策を講じられている。

 

譲渡型賃貸住宅をサポートするネットワークを、

著者が経営するリネシス株式会社が提供することで、

住宅売却についてもサポートを行う仕組みを築いている。

また、家賃設定の利回りについても、

中途売却を行なっても元本割れがしにくい基準で設定されている。

 

 

日本人は、所有可能な土地が限られていることもあり、

持ち家思想が高く、それを基準に社会環境が形作られている。

 

しかしながら、バブル崩壊以降長期経済低迷が続き、

加えて非正規雇用が増えたこともあり、

持ち家を得たい世帯にとっても、住宅を取得することが

困難な状況が続いているのが実態である。

 

この譲渡型賃貸の仕組みが、

その課題に一つの解決策をもたらす術であることは、

著者の森氏が秋田県という全国でも

決して世帯所得が高い土地ではない場所で、

事業を成功させていることからも想像できるのではないだろうか。

 

 

しかしながら、当然のことながらこれまでに存在しなかった

譲渡型賃貸の仕組みが日本各地に普及するにあたっては、

投資家、建設会社、賃貸家族(マイホーム希望者)、自治体、

そして多くの地域に存在する企業の理解なしには上手くいかない。

 

そのことを森氏は、それらのステークホルダー目線で、

どのようなメリットがあるのかを事細かに解説している。

 

社会保障に対する財政支出が増加する中で、

公共工事が減少し、地方の建設会社も新しい需要を欲している。

そして、全国の自治体では長らく生活する家庭を求めている。

 

少子高齢化が著しく進展する中では、

住宅に求められる機能、そしてその意味も大きく変わっている。

だからこそ、マイホームを得るための仕組みが

多様化することも、至極当然なのだろう。

この著を読み終えて改めて考えさせられた次第である。

 

私自身、賃貸住宅に家族と生活する身として、

行政に関わる仕事について街づくりを考える立場として、

譲渡型住宅のようなスキームが、世の中に受け入れられ、

多くの人が一つの土地に愛着を持って暮らせるには、

どういった仕組みが相応しいのか、再び考えてみたい。

JUGEMテーマ:自分が読んだ本

 

読書 | 06:26 | comments(0) | - | - | - |
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