黒木町日記

実家のある福岡県の黒木町。2010年2月1日をもって、
八女市に吸収され、名前も聞く機会もめっきり減りました。
ちなみに、管理人は東京都暮らしを経て長崎県在住です。
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議員生活ってどう?という問いにお答えします。

ここ最近いろいろな方によく聞かれます。

議員生活はどうですかと。

 

11月1日から町議会議員生活をスタートした私ですが、

私が全く政治に縁がなかった人間であることもあり、

家族や知人友人など数多くの方が関心を持っていただいています。

票を投じているいないに関わらず、もちろん有権者の方も。

 

私が選挙後、3ヶ月に満たない今感じていることは、

社会人の成り立ての頃と変わらず、

目の前の事実を俯瞰する視点を持たなければ、

この仕事で結果を出すことができないということです。

 

町議職ではありますが、町民の方、町外の方問わず、

私が政治に関わっていることについて、様々な意見を頂戴します。

 

地域の住民としてすぐにでも何らかの役割が担えそうなこと、

町会議員として何らかの解決策が見出せそうなこと、

国会議員レベルではないと解決策が見出せそうになさそうなこと、

そのレベルは本当にご意見いただく方、十人十色です。

 

しかし、ご意見をくださる方は、私に何らかの期待を

抱いていらっしゃるからこそ、声をかけていただくわけです。

 

もちろん全てのことに応えることは到底不可能ですが、

その中でも、町全体の利益になることがあれば、

積極的に動いていかなければ、選挙で選ばれた資格はありません。

 

私が数々のご意見をいただいた中で、大枠として考えていることは、

「町民お一人お一人の方の役割分担を明確にする」ことです。

 

餅は餅屋という言葉があります。

 

町役場、企業、自治会、そして個々の住民レベル、

それぞれに期待されている役割、出来る仕事の範囲、

もちろんそれぞれにバラバラでありながらも、

当人さん方はある程度見極めが付いているはずです。

 

この仕事をするべきだけど、目の前の仕事が多すぎて、

本当にやらなければならない仕事に手がつけられてない。

 

そんな思いを抱いている方は、わが町に限らず、

日本全国に多数いらっしゃるに違いません。

 

時代は常に変化しています。

もちろん仕事のあり方も時とともに刻々と変化します。

 

だからこそ、町に対して町民の方が果たす役割も変わるはずです。

議員だったり、役場の職員であろうとなかろうと。

 

 

だからこそ、私のまず最初の議員としての役割は、

この町の良い点、改善すべき点をしっかりと示すことであるはずです。

私は、この町の議員の中で、最も居住日数が少ない町民です。

 

だからこそ、日々の町民の方の光景も、様々な組織の仕事ぶりも、

「なぜ?」と思えることを色眼鏡なく感じる機会が多いはずです。

 

まずは、それを多くの人に知ってもらい、

この点が素晴らしい点であり、もっと多くの町外の人に伝えるべき、

あの点は他地域と比べて劣っていて、何らかの改善がされるべき、

それをしっかりと提示することが最初の仕事かもしれないと、

おぼろげながらに感じ始めているのが、今の現状です。

 

もちろん、議員になった瞬間に何らかのマニュフェストに従い、

行動を行っていくことが最も相応しい議員のあり方かもしれませんが、

議員になったからこそ、見えてくる視点、頼られる雰囲気も存在します。

 

それを踏まえつつ、今一度客観的に、この町を俯瞰してみて、

自分が首長であるならば、どのようなことを一番に手をつけるべきなのか、

その視点を持って、一人の議員として提起すべき考え方を、

議会において示していくことが私がやるべき仕事です。

 

 

まだまだ3月議会の一般質問通告期限までには、

少し時間がありますので、引き続き多くの町民の方の

お話を伺いながら、今この町にとって必要なことを、

しっかり整理していきます。

絵馬

JUGEMテーマ:政治全般〜国会・内閣・行政

政治 | 22:53 | comments(2) | - | - | - |
ブロックチェーンレボリューション読了。ビットコインを支えるブロックチェーンという仕組みがインターネットを大きく変える。
評価:
ドン・タプスコット,アレックス・タプスコット
ダイヤモンド社
¥ 2,592
(2016-12-02)
コメント:ビットコインは怪しい?そう感じている人にこそ読んでいただきたい、その技術のインパクトを様々な面から論じた一冊。

インターネットが世の中に一般化して20年以上が経過し、

社会を取り巻くいろいろなものが変化した。

しかし、その歴史が始まって以来今までずっと、

その情報はどこかのサーバーに集約され、どの端末やモノから

発せられる情報ですら、誰かの媒介がなければ

存在しないものとみなされていました。

 

しかし、ブロックチェーンの仕組みは、

あるプログラム自体が信頼を作り出すことによって、

第三者を介することなく、

やり取りされるデータに嘘がないことを根拠に、

複数の当事者間で直接信頼された取引を取り交わすことが可能になります。

 

つまり、ある人が持っている通貨を誰かのお墨付きで

安全と定義するのではなく、

その通貨自体が信頼性を定義されているので、

その人がどこでその通貨を使っても認められる仕組みを

手にしたようなものと言い換えられるのではないでしょうか。

(この例えが適切ではないとするならば、

適切な例示を方法を教えていただければ幸いです )

 

 

インターネットでの情報のやり取りに対しては、

アメリカ国防総省から始まって変遷がありつつも、

どこかの大きなシステムが情報を一元的に集約できることを

前提に仕組みが形作られてきました。

もちろん、その管理者は時代によって変化しつつも、

GoogleがAmazonがAppleが現在、かなりの数の

ユーザーの個人情報を収集しているのは周知の事実です。

そして、それが多くの政府機関に伝えられていることも。

 

もともとインターネットは、何らかの中央集権機関から

情報を分散させることがその普及のメリットだと、

宣伝されていたにもかかわらず。

 

しかし、ブロックチェーンの仕組みを使っている

ビットコインという仕組みは、

どこの政府機関が信頼性を担保しているわけでもなく、

取引所を通じて、世界中の通貨とその価値が交換されています。

 

2017年2月6日現在1ビットコインが117,500円ほどで取引されています。

ビットコインの発行総額をドルに換算すると

168億ドル(およそ1.9兆円)の市場価値が存在しているとのことです。

ちなみに、千葉県の平成28年度の当初予算規模が約1.7兆円。

 

この自律的なブロックチェーンという枠組みは、

お金の流れだけではなく、様々な情報を発信者主体で

紡いでいく仕組みであるために、それを取り扱う人間が

意図的にコントロールすることが極めて難しくなっています。

 

モノがインターネットに繋がるIoTの仕組みや、

一定のルールに基づいて自律的な処理が行われるAIと、

このブロックチェーンの基幹になる合意形成の仕組みが

組み合わさることによって、

多くの人間がコントロールしていた仕組みが自動化されていきます。

 

もちろんこのことで、現在の人間生活にとって

不便に感じることも生じるでしょうが、

社会は人間への負荷を減らしつつ、自律的に動いていくことも可能です。

 

ブロックチェーンの普及如何にかかわらず、

インターネットのさらなる進化によって、

人間の生活は間違いなく変化せざるを得ない時期が、

刻一刻と迫っています。

 

先進国の国民よりも、途上国の国民の方がその恩恵を受けることが、

多いだろうことは容易に想像できます。

何故ならば、イノベーションのジレンマでも明らかなように、

様々な便利なものを手にしていないからです。

 

だからこそ、最も考え方を変えなくてはならないのは、

我々、先進国に暮らす一定の所得を持ち、

ある程度の教育を受けた人間なのかもしれません。

 

インターネットはそれまでの社会をわずか20年ほどで大きく変えました。

きっと、これから起きてくる社会変化は、もっと短い期間なのでしょう。

 

その時期に、どんなことが起きて、

どうすればその世の中で自らの存在感を発揮できるか、

今の現状を一旦脇に置いて、ちょっと考えてみるのは、

今後の世の中を生きていく上で、

全く無駄にならない思考実験だと私は考えています。

JUGEMテーマ:読書

読書 | 16:48 | comments(2) | - | - | - |
人工知能が全盛になる時代に向けて労働者が行うべきこと

AI(人工知能)やIoTなど様々なインターネットに関連する

用語が飛び交う中で、自らの生活には大した影響がないと

楽観視している人は多いのだろう。日本でもアメリカでもその他でも。

 

しかし、ちょっと振り返ってみると、iPhoneが発売されて

10年足らずだが、スマートフォンがない生活は考えられない。

もう少し振り返ってみると15年くらい前に普及し始めた

携帯電話がない生活は日本ではすでに考えられないのが現実だろう。

 

つまり、インターネットなど情報をやり取りする世界において、

この20年で世界は大きく変化し、それに応じて経済活動も

ダイナミックに変化しているのが現実である。

 

一方、日本人の社会生活はあまりに大きく変わっているようには思えない。

例えば東証上場企業には、20年前から変わらず存在する企業も多い。

 

しかしながら、今後20年を見据えてみると、

きっとインターネットを活用している企業や個人と、

そうではない企業や個人とでは大きな所得格差が生じることは間違いない。

 

何故ならば、インターネットを活用する企業は、

考え方でビジネスを行なっているので、コストを極限に抑える一方で、

出来るだけ広範囲のユーザーを確保することで、

利益を独占的に得る仕組みを形作ろうと革新続けるからである。

様々なコストを掛けて巨大プラントを維持する既存企業を尻目に。

 

この辺りのことをピンと来ない方は、是非とも

クレイトン・クリステンセン著「イノベーションのジレンマ」を一読いただきたい。

 

今日は、ちょうどニュースで人工知能がポーカーでプロ4人に勝ち、

2億円超のチップを獲得したという報道がなされていた。

単純に考えてみても、情報を蓄積しその解析をし続けることで

進化を無尽蔵に続けられる仕組みが、人間に勝つのは時間の問題である。

 

アマゾンドットコムが猛烈に商品ラインナップを増やし続けるにも関わらず、

商品ラインナップを投下するバイヤーの数が、

リアル店舗を運営する企業に比べて圧倒的に少ない理由は、

膨大なお客様の購買履歴データから、

適宜必要な発注量を明確に弾ける仕組みがあるからである。

 

インターネットが世の中に普及することによって、

情報を様々な人々、様々な機械、様々なシステムが共有するようになった。

このことで、それを解析することで、近未来の行動を予測できるようになった。

 

ある人間が、次にどんな検索を行い、それによってどんな消費行動を

もたらすかを予測することによって、広告を表示させているのは、

人工知能と呼ばれるかどうかわからないが、人手以外の仕組みによるものである。

 

アップルのiPhoneに搭載されているSiriという仕組みも、

インターネットを活用することで、ユーザーが呼びかけを行う

問いかけに対して無数の情報を解析して答えを行なっている。

 

その回答は、毎日世界中で、

ものすごい数のユーザーが行うやり取りを踏まえ、

日々進化し続け、より的確なものであるべく自動で更新されている。

 

 

情報に関する限りにおいて、すでに人間が機械とかそれを司る

システムに勝てるはずがないのが、2017年の今の現実である。

 

それを理解した上で、いかに情報をシステムに頼りながら、

日々の生活を営んで行こうとするのか考えることが、

これからの時代を生きていく上で必要不可欠なスキルである。

 

そうであるならば、何かを記憶するだけの勉強が無意味なのは自明である。

色々な情報を組み合わせて、自分なりの楽しみ方(オリジナリティ)を

他者に伝えることができる人が、

社会から仕事を得られるのが、これからの世界である。

 

その意味で、労働者としてやるべきことは、

まずこれまでの概念を一旦脇に置いて、

世の中が向かっている大枠を掴むことではないだろうか。

 

何故、Facebookが、Googleが、Amazonが、Microsoftが

時価総額を増やし続ける一方で、

日本の伝統的IT企業がそのレベルで時価総額を増やすことができないのか。

 

それは、ゲームを変える仕組みを、

自ら作り出そうとしないからに他ならない。

 

であるならば、ロボット技術など特定の分野で、

日本企業でありながらGoogleなどに買収された企業は、

自らで新しい仕組みを作り出しているに違いないと考えることができる。

 

その感覚を他人の解釈ではなく、

自分自身の問題意識でピンとくる人は、

AIなりIoTなりが全盛になってきても、

どんな企業が伸びて、どんな企業が廃れるのか、

目利きができ、自分自身の仕事を取捨選択できるようになるはずだ。

 

さて、以下の本を読んでワクワクした感動を元に、

上のように雑感を綴ってみたが、私自身まだまだ、

今後の日本における注目企業を見出せるまで知識が達していない。

もう少し、STEMについて体型的に勉強しなくては。

JUGEMテーマ:ビジネス

評価:
ジェリー・カプラン
三省堂
¥ 2,700
(2016-08-11)
コメント:今後の世の中がどう展開していくのか、経営・政治・教育など様々な点から具体的な事例を踏まえながら解説された一冊。読んでいて全く損しない内容。特にこれから仕事を始める人に読んでほしい。

読書 | 23:42 | comments(2) | - | - | - |
東京での仕事、田舎での仕事。もう少し柔軟に対応しても良いのでは?

このブログには、東京での仕事に見切りをつけ、

田舎で生活をしようかなあと考えている方が、

チラチラおいでになっているようなので雑感をまとめておきます。

 

約10ヶ月前に、9年間の東京暮らしを終え、

長崎の都市部以外地域に移り住んだ私ですが、

一言でいえば、東京暮らしに固執する必要はないのかなと。

 

もちろん、出版・メディア・広告・芸能・流行に敏感な商品開発など、

東京でしか回らない仕事があるのは大前提です。

しかし、東京にいなくてもやっていける仕事は沢山あります。

 

私は不動産の仕事をしている方と定期的に会話していますが、

2017年の東京では、不動産業界のプロでさえ、

商売のタネにする物件に手が出ないほどの地価高騰状況だそうです。

一般的なサラリーマンでは、新築マンションを購入することが難しく、

中古マンションを選ばざるを得ないという記事もありました。

 

その状況にありつつも、依然として地方から

東京近郊への人口流入は続いており、企業の地方移転も進んでいません。

 

一方で、日本で企業活動を行なっていく事業の中心は、

製造業でも、サービス業であっても、

直接の手作業を施す必要がない

考え方の価値を提供することが中心になりつつあります。

つまり、どんな環境にいてもできる仕事が増えています。

 

それなのに、地価が高く、様々な日常生活を

金銭に置き換える必要がある東京にこだわる必要があるのだろうかと、

私のような非東京在住の人間は感じることが増えてきました。

 

何故ならば、いざ東京で打ち合わせが必要な仕事があれば、

事前予約を行うとLCCでかなり安価なコストで九州から出向ける時代です。

交通費をかけられる仕事であれば、

岡山・金沢・富山・新潟・仙台・福島などなど、

新幹線で、東京までの一日出張が十分にできるエリアは広がっています。

 

22歳から60歳まで一つの職場で働くことができ、

その後は安定的に受給できる年金制度が安泰だった時代は既に終わりました。

 

それなのに、年中人が多い環境で生活し、満員電車に数十年揺られ、

広くない家で生活することを当たり前に過ごし続ける価値観が、

続いているのは、考えてみればちょっと変ではないでしょうか。

 

もちろん東京近郊で、他者から仕事を積極的に求めらる人材は、

所得水準が高いはずなので、都市部に住み続ければ良いのです。

 

しかしながら、仕事に行きたくないと感じている人は山ほどいて、

彼ら彼女らが、田舎に行けば即戦力に感じる地方企業も沢山存在します。

せめて、そういったチャンスがあるのだということは知ってほしいものです。

 

東京では、人口集積が大きいので、企業においても公的機関についても、

一人の力で物事を変えられる可能性が低いのが現実です。

もちろん、果敢に社会を動かしているベンチャータイプの組織を除いて。

 

しかしながら、田舎では企業においても、行政機関においても、

組織の規模は決して大きくないので、一人一人のスタッフが、

全組織に与える貢献度は非常に大きいのが現実です。

 

もっと、身の丈にあった暮らしを提案し、

様々な仕事のやり方を示していくのが、これからの日本を

もう少し面白く変化させる一つのやり方かもしれない。

 

私は、2017年1月ぼんやりと東京を電車で、車で、

行き交ってて感じた次第です。

 

「もっと面白くできる」東京も、東京以外の田舎も。

諦めない心

諦めてもいいんじゃないかなあ、色々と。

 

JUGEMテーマ:田舎暮らし

つぶやき | 09:21 | comments(2) | - | - | - |
TSUTAYA創業者の一人 村井眞一 著「商売人人価」これからECをやる人の必読書。
評価:
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コメント:人間の本質、商売の本質、小売の歴史、今後のビジネスのあり方、様々な知見与えてくれるコンパクトかつ重みのある一冊。必読書。

私は、たまたまこの本を佐賀県有田町の一書店で手に取った。

先入観から、町の本屋に大したビジネス書は置いていないだろうと、

舐めてかかったが、立ち読みでこの本に出会って感動した。

これは間違いなく、今後私がビジネスをやっていく上で、

座右の銘になると確信した。

 

買い求めて、フェイスブックに数行告知をしたところ、

早速その書き込みだけで、

私のAmazonアカウントから3件の注文を頂いていた。

このインパクトは、藤田田氏の「ユダヤの商法」以来である。

 

改めて、しっかりじっくり読んでみたので、

エッセンスを少しだけ紹介したい。

 

著者の村井眞一氏は、アパレルチェーンの鈴屋でバイヤーをしたのちに、

増田宗昭・伊藤康史氏とともに、TSUTAYAを運営するCCCを

創業し、800億円企業に成長させたシステムを作った張本人である。

その後ファンド勤務を経て、熊本の企業を80億円で買収、

2015年にはその企業の年商は200億円近くにまで成長している。

その会社をも離れ、再び小売業のシステム構築をサポートする、

AMSという企業を作り、さらなるチャレンジに取り組まれている。

 

この著書「商売人人価」では、現代小売の本質について、

6つの章立てで説明をなされている。

 

1.TSUTAYAが日本最大のレンタルチェーンになった理由

2.ファッション業界で飛ぶように売れる店の秘密

3.風通しの良い組織が売上をあげる

4.売れる店が守っている「商売人人価」の法則

5.Eコマースからネクストコマースへ

6.ネクストワールドの創造に向かって

 

つまりは、6章は今後の展望と、そこでどのように

我々は生活していくべきなのかまでテーマを広げられている。

 

この目次だけでも内容をそそられる人が多いだろうが、

この著書価格は、わずか1080円でページ数は191p、

決して読みにくい本ではない。

しかしながら、ドラッガーも、ゴールドラットも、

ローマ人の物語も、様々な「組織論」のエッセンスが盛り込まれている。

 

それでいて、主となるテーマは小売であるので、

多くのビジネスを経験し、本質を捉えた村井氏の視点は、

EC(インターネット通販)であろうと、大店舗であろうと、

町の小さな商店であろうと、レストランであろうと、

お客様を対象にビジネスを行う人が必要とされているポイントを、

この著書で惜しげも無く提供している。

 

著書の帯には、株式会社TSUTAYA 能登康之氏が

「何度、この言葉に救われたことか。この本は、商売人のバイブルです!」

とのコメントを寄せているが、決して大げさではないと、

私自身は、痛感し、繰り返し読み返していきたいと感じている。

 

特に、私自身通販サイトの運営に携わっていて、

商売のポイントは、商品であることを痛感していたので、

村井氏が何度も繰り返される売れる店の要諦には納得しきりである。

 

商・・【商品】・・良い商品を扱っているか(仕入れ)

売・・【売場】・・良い売場になっているか(規模、陳列、提案)

人・・【売場】・・接客、トレーニングはどうか

人・・【お客様】・・集客、販促、サービス

価・・【価格】・・価格戦は最後/経営判断で行うこと

 

とにかく、騙されたと思って手に取っていただきたい一冊である。

JUGEMテーマ:読書

 

読書 | 21:19 | comments(0) | - | - | - |
ザ・チョイス-誘惑に惑わされるな!-エリヤフ・ゴールドラット著 読了。
評価:
エリヤフ・ゴールドラット
ダイヤモンド社
¥ 1,727
(2008-11-08)
コメント:小売業・卸売業に関わる方には1度目を通していただきたい。

私がこの著書の巻末で、本著のエッセンスだと感じたのは、

最後の主人公ゴールドラット博士と娘のやりとりである。

———————————————————

「悲観主義者?」

「そういうものもあるかもしれないが、『実践的先見者』って言うんだよ。

自分が将来どうなるか、それは自分自身の選択次第なんだ。

いいかい、エフラット。

楽観的というのと、安易であるというのは違う。混同してはいけない。

 

それからいま、お前が教えてくれたいくつかのポイントだが、

裏返して考えてみれば、それは、他人に責任を押しつけたり、

環境のせいにしてはいけないということだ。

あるいは、自分のコントロールの及ぶ範囲じゃないとか、

自分の能力を超えているなどと言ってはダメだ。

 

自分自身の人生なんだから、自分ですべて責任を持たなければならない。

そうすることで、充実した有意義な人生を送ることができるようになるんだ。

だけど、それは決して簡単なことではない。

 

人というものは、愚痴をこぼしたり、

不平不満を言ったりするのが大好きな生き物だ。

だが、実際、私はそうした愉しみとは、

おさらばしなければならなかったんだ。」

 

私は笑いながら言った。

「それは、残念だこと。でも、充実した有意義な人生が送れるんだったら、

そんな愉しみ、私も喜んでさよならするわ」

———————————————————

 

この本を手に取ったきっかけは、ジャパネットたかたの創業者である

高田 明氏の講演会で、この本の内容を何度か紹介されたためだ。

 

書かれている内容は、

企業においても、個々人においても、

その存在価値を高めるために、周囲の環境に左右されることなく、

あるべき姿をいかに目指すのか、

どれだけ単純化して考えるかということに、

大きな突破口があるのではないかという、一つの提案であった。

 

社会を担っている一人一人においても、企業においても、

目先の困難をついつい他人のせいにしてしまう。

自らが行なっている行動が、社会に広く認められないために、

その困難を生じさせているとしても。

 

それに気がつき、その問題を解決させるには、

物事を単純に考え続け、その本質はどこにあるのかを探り、

それを踏まえて行動をとり続けるほか、全ては回り道に過ぎない。

 

それを頭の片隅に置きながらも、人間は楽な方に流れがちで、

物事の中心になかなかぶつかっていこうとしない。

 

ゴールドラット博士の指摘は、私が師から何度も

与えられた忠告を繰り返すものであった。

師がなくなった時に、この著を読んでいたのはきっと偶然ではない。

 

誰かのせいにして世の中を批判して何かが変わっても、

結局そこに、自らの満足感はさほど得られない。

自分自身が変化したことによって、少しでも世の中が

変わっていく雰囲気が得られるのであれば、ワクワクは広がる。

 

ちょっと考えてみると至極当然のことながら、

ある程度、世の中に逆らって行動してみないと感じないことでもある。

 

私自身は、そんな人が周囲にたくさん存在した人生を歩んできた。

きっとこれからもそんな人生を歩むのだろう。

 

その時に、常に意識しておきたい。ゴールドラット博士の言葉を。

 

・人はもともと善良である

・すべての対立は解消できる

・ものごとは、そもそもシンプルである

・どんな状況でも飛躍的に改善できる

・すべての人は充実した人生を過ごすことができる

JUGEMテーマ:読書

読書 | 20:35 | comments(0) | - | - | - |
ここ最近の動きまとめ及び3月議会の一般質問予告(仮)

発信者受信者双方の個人情報をほぼオープンにしている

フェイスブックでは、日々の動きをほとんどお知らせしていますが、

広く一般にはお知らせできていないので、ご紹介です。

 

現在は、11月の議員活動開始以降、

やっと町会議員としての仕事と、それ以外の仕事について、

両立ができる雰囲気が掴めつつある状態です。

 

2016年9月まで企業に属して給料をいただく形態でした。

選挙の準備を進める一方で、自らの責任で仕事をいただく

準備を少しずつ始めておりましたので、年末くらいから、

やっとクライアントである企業様に提案が通る形になりました。

 

結果として、今年は段階的ではありますが、

報酬をいただきながらサービス提供ができそうな状況です。

 

仕事内容としては、これまで10年ほど培ってきた、

インターネットを使った商取引のサポートがメインになります。

新規通販サイト構築や、通販サイトの活性化が中心です。

 

業種としては、もちろん波佐見の主要産業である

食器の販売サイトが中心となりますが、それ以外にも

九州各地・東京からもお声がけいただきつつあるので、

ジャンルに捉われず、お仕事を広げていければと考えています。

 

私には、デザインセンスはありませんが、

前職でともに働いていたウェブデザイナーとコンビを組んで、

まずは他社の二番煎じが中心かもしれませんが、

「通販サイトを始めたいけど、どうやったら良いかわからない」

そんなクライアント様とともに成長できるサイト作りを手がけていきます。

 

もちろん個人様、中小企業様が現在のお客様の中心ではありますが、

大手企業に属している知人からも協業のお誘いがポツポツありますので、

少しずつ規模は大きくなっていくものと思われます。

 

議員以外の仕事の幅が広がれば広がるほど、

議員として感じる課題に対して、ビジネスで何らかの解決策を見出すような

スキーム作りも実現できるのではないかと期待しています。

 

何故ならば、行政サービスを役場に求めようとしても、

年々著しい規模で増大する社会福祉関連予算の負荷に負けてしまい、

なかなか予算獲得ができずに、新規事業ができない状況にあるからです。

 

行政ができない公的なサービスであっても、

利害関係者を広く捉えることで、民間でサポートできるのであれば、

それを積極的に取り入れていくのも、今後の政治家の役割だと考えています。

 

ともあれ、自分自身が食べていく仕事だけに注力するわけではなく、

3月初旬に始まる平成29年度第一回定例会に向けて、

一般質問の準備もそろそろ始めなくてはいけません。

 

現時点で考えているのは、以下の三項目を質問予定です。

 

1.高齢者の免許証返納と優遇措置について

2.福祉タクシーの運行見直しについて

3.小学校環境改善策について

 

初めの議会での一般質問では、子どもと高齢者について、

全く質問ができませんでしたので、今回は多くの町民の方から

頂いた声を踏まえて、町政に対しての質問を行う予定です。

 

前回以上に知らない分野なので、二月はしっかり勉強していきます。

JUGEMテーマ:政治全般〜国会・内閣・行政

 

今、以下の「ザ・チョイス」を読書中です。

物事の本質はどこにあるのか、目先に惑わされない努力を常にしていかなくては。

評価:
エリヤフ・ゴールドラット
ダイヤモンド社
¥ 1,727
(2008-11-08)
コメント:具体的な事例自体もすぐに参考になるものばかり。物事の選択を悩んでいる時に是非手に取っていただきたい。

政治 | 23:23 | comments(0) | - | - | - |
2017年起業します。

2017年すでに10日が経過しておりますが、

今年は法人を設立します。理由は議員職を務める傍、

個人としてお仕事のオファーを頂いておりますが、

税金面や契約面での所在を明確にするためです。

 

加えて、自分自身が企業を営むことで、

波佐見町にどのようなメリットを与えることができるのか、

そして事業を進める上で、どのような問題点が生じるかを、

身を以て体感し、それを町全体の仕組みにフィードバックしたいからです。

 

私は、これまで23年間法人に給与をいただくことで、

生活を営んできましたが、人生35年が経過して、

別のキャリアパスを歩んでいきたいと考えが強くなりました。

 

結果として、昨年会社を辞め、選挙を経て町議職につきました。

しかし、多くの町議さんが兼業で、

事業を営んでいらっしゃることからも察していただけるとおり、

町議としての報酬だけ(政務調査費は設定がありません)では、

議員としての政務調査及び日常生活を営むために、

十分な収入とは言い難いのが現実です。

 

だからこそ、議員としての活動に支障のない範囲内で、

自らの特性を生かしたビジネスを行って、

そのことを持って、社会的課題を解決していくことも、

地方議員のあり方として今後必要だと考えています。

 

 

私は現在、インターネット通信販売を行う事業について、

以下の二つの形態にて企業様のお手伝いをしております。

・既存サイトの売り上げ強化支援

・新規サイトの立ち上げ(モール型・独自出店型)

 

上記に加えて、自社にて通信販売サイトの立ち上げを企画しております。

 

また通販に限らず、インターネットを活用した

情報発信、イベント支援、遠隔地からの業務支援についても、

すでに事業経験のある都市部の方と、

九州を中心とする地方拠点の方を繋ぐ仕事サポートも計画中です。

 

 

個人として稼げる事業を営むことはもちろんのこと、

地方議員として仕事を営むからには、その地域が稼げる地域になるために、

何らかのモデルを作ることができる事業形態を意図していきます。

しかし、まずは自らの事業を成長に乗せることが第一。

 

 

2017年3月までに事業計画をまとめ、法人化を行います。

開店

JUGEMテーマ:ビジネス

波佐見 | 23:14 | comments(0) | - | - | - |
2017年は、トップがソウセイと言える元年に。

地方創生を掲げる「まち、ひと、しごと創世総合戦略」が提示されて2年が経過したが、

地方の社会環境が大きく改善されたと思われる地域は、非常に少ないことが容易に分かる。

人口減少は、私の家族が関連する地域全体に及び、その抜本的改善策を見通せない。

 

そもそも、日本の歴史始まってこの方、国の政治中枢から指示されて改革が進んだ時期はほんの僅かしか存在しない。

残りの期間は、ほぼ全て地方が地方なりの色を出して、地域を統治してきたのが日本という社会である。

 

海に面する場所、山に囲まれた場所、

幹線道路が走る場所、鉄道が通る場所、

港湾に面する場所、空港に面する場所、

人口が集積する場所、人が住みにくい場所、

日本と一口に言っても、街の景色は多種多様で、そこに暮らす人々の生き方も様々である。

 

それを右に倣えで、まとめていくことに持続性を求める方がおかしいという現実にそろそろ気がつく時期ではなかろうか。

 

江戸幕末時代の長州藩主 毛利敬親は、『ソウセイ候』と陰口を叩かれるお殿様であった。

ある時期、毛利家を幕府に対して反旗を立てるべきと提言する家来に対して「ソウセイ」と告げるも、

別の時期になり、権力闘争の結果交代した家来が幕府に対して恭順を誓うべきと提言すればまた「ソウセイ」と告げた。

 

つまり敬親公は、時代が変化することで、藩の政治が右左に揺れることを理解し、どちらかに固執することをせず、柔軟に指示を変えた。

 

時代が変化している時期に、最も変わらなければならないのは、組織のマネジメント層であり、そのあり方は『ソウセイ』なのだ。

 

個人は、時代の変化を感じていれば、変わらなくてはという意識を発揮する。

何故ならば、それが自らの将来を保証する唯一の術なのだから。

 

しかし、個々人の属する組織の力は絶大で、その組織で生計を立てるのであれば、

組織の長が間違っていたとしても、構成員は基本時にそれに従っていくのが、現代日本社会の多く国民性である。

 

だからこそ、国家という大きな仕組みから、小さな企業に至るまで、

構成員の感じる社会へのアンテナからの声に「ソウセイ」と言えるマネジメントが求められるのが、

改革の進まない日本に対する唯一の処方箋ではないのだろうか。

 

少なくとも、私はわが町のトップがある面で『ソウセイ候』だからこそ、職員さんがイキイキ働いているのを垣間見て、

その結果多くの実績を上げているのを目の当たりにしているからこそ、自信を持ってこう提言したい。

 

つぶやき | 13:20 | comments(2) | - | - | - |
シルバー民主主義-高齢者優遇をどう克服するか-八代尚宏著 読了
評価:
八代 尚宏
中央公論新社
¥ 842
(2016-05-18)
コメント:年金・介護・医療など社会保障に対する財政支出は増える一方で、財源は国債に頼らざるを得ない現実。どうやってこの現状を少しでも改善するか、コンパクトにまとめた新書は非常にビビッドである。

八代尚宏先生の論考は、人口問題について卒論を書いた

大学時代に多少目にしていたのですが、70歳の先生に、

ここまで現実の高齢者優遇を斬られるとは思いませんでした。

35歳の年功序列労働に従事していない人間としてはスカッとします。

 

この著書で全体を通して指摘されているのは、

現在の社会保障制度・大企業の労働環境は、

高齢者比率が急速に増大する日本の現実に即しておらず、

現状を維持することで制度自体の存亡を揺るがし、

結果、高齢者の生活を脅かすものであるということです。

 

年金制度改革法案が成立し、カット法案と非難される現状ですが、

現実として、GPIFの運用成功如何に関わらず、

年金積立金は年々減少しており、一般財源からの補填は増える一方です。

もちろん、それはつまり国債の発行残高が増えるということ。

 

今の現実負担を非難するのはたやすいことが、

次々に増える国の借金に目をつぶって、

将来の国債引き受け手がいなくなった時に、

年金の大幅受給額カットという究極のリスクに目をつぶっていても、

何も問題は解決しないと、この新書では様々なデータを

示しながら、現実とその解決策を示されています。

 

 

現実として、年金制度改革をめぐる政治的な動きは進みません。

同じことは、医療制度改革にも当てはまります。

年々財政支出は増える一方で、その財源確保は後回しにされています。

 

また、大企業を中心として新卒採用、長期正社員優遇制度は改まりません。

もちろん、経済発展が見込めない中で、それを保管する派遣労働者の

割合が増えていることが大きな支えになっているのですが。

 

この著書で八代氏ははっきり提言します。

所得再分配は、高齢者間で行うべきだと。

高所得者が低所得者に対して税金を通して生活を保障する。

 

その結果、現在は若年労働者が高齢者に対して負担している

社会保障費を、若年の社会的弱者に回すことで、

真に支援を必要として未来ある人々に配分することができると。

 

年金制度や、国民皆保険制度、年功序列賃金制度など、

現在も行われている制度の多くは、製造業を中心として、

日本が右肩上がりの経済成長を遂げていた時期に制度設計されています。

 

時代に合わせて微調整はされてきているものの、

基本的に考え方は、当時のままで、

現在の高齢者割合が増加し、若年労働者が減少する時代には、

全くマッチしていないと八代氏は繰り返し指摘しています。

 

もちろん、それを理解している有権者も多数存在するでしょう。

しかしながら、前面からこの問題に対して、

問題点と解決策を提示できている政治家なり、政党は現在皆無です。

 

日本を除く先進国では、大きな政府を目指す政党がある一方、

小さな政府を目指す政党が存在し、その両者が政権獲得を目指し、

激しい争いをしているにも関わらず、

この国は与野党どちらも、低負担高福祉の政府を志向しています。

 

鶏が先か、卵が先か、いろいろな分野で繰り返される議論ですが、

国や地方の財源が、社会保障関連費用に占められて、

その他の事業が立ち止まる現実までに残された時間はそう多くありません。

 

私自身、一人の地方議会議員としてそのことを切に感じます。

 

是非とも、この著書を手にとっていただき、

近視眼的ではない、社会保障制度のあり方について、

いろいろな立場から議論が深められることを強く願います。

これから、子どもを育てていく親世代として特に。

JUGEMテーマ:経済全般

読書 | 00:18 | comments(0) | - | - | - |

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